「狂ったモクバ工科大学」と『日本のヒップホップ』

MITの友人のイアン・コンドリーからイベント告知のお知らせをもらった。MITから学生が来て「ライブアクションアニメ」を披露する。イアンの本の翻訳も完成したので、その関連イベントもある。「モクバ工科大学」というのはMITのもじりなのだろう。

イアンに直接メールするのが面倒な方は私にメールください。

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マサチューセッツ工科大学の助教授イアン・コンドリーです。どうもお世話様です。

東京で行うアニメパフォーマンスイベント (5月29日、30日)とジャパニーズヒップホッップのパネルディスカション (6月6日)の告知をさせてください。

また私の本、『日本のヒップホップ』の日本語版が出版されましたので、ご案内いたします。

http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100001949

MIT Dance Theater Ensemble presents:

“LIVE ACTION ANIME 2009: MADNESS AT MOKUBA”

マサチューセッツ工科大学ダンスシアターアンサンブルの演劇

「ライブアクションアニメ09年:狂ったモクバ工科大学」

場所:東京芸術大学北千住キャンパス第七ホール

足立区千住1-25-1

JR・地下鉄等北千住駅下車徒歩5分

http://www.geidai.ac.jp/access/senju.html

日時:5月29(金) 5月30日(土)@ 19:00

入場料無料

問い合わせ電話:050-5525-2751(担当:毛利嘉孝)

「ライブアクションアニメ」とは、MITの学生がアクターで、僕がシナリオを書いた、現実とアニメの世界をリミックスしたパフォーマンスです。監督はMITの教授のThomas DeFrantz。ダンスや台詞、コスプレが入り混じった、ユニークで実験的なプロジェクトです。巨大ロボット、死神、浪人、ゲームヲタなどのようなキャラクターが総出演。主人公はジャパニーズスクールガールの制服を着てるアメリカ人。舞台は虚構のアメリカのモクバ工科大学。全部で1時間弱のミステリーです。台詞は英語ですが、日本語の字幕が付きます。老人から子供までが楽しめるダンス演劇です。土曜日のパフォーマンスの後、芸大で懇親パーティーも予定しています。

入場料は無料です。予約は不要ですが、席の予約をしたい方は僕にメールをお願いします。金曜日か土曜日か希望曜日、人数をメールでご指定ください。mailto: condry at mit.edu

早稲田大学

6月6日@18:00〜20:00

パネルディスカション

「日本のヒップホップ:文化グロバリゼションの<現場>」コンドリー(著)(2009、NTT出版)についての対談

私が英語で書いた本「Hip-Hop Japan: Rap and the Paths of Cultural Globalization” (2006, Duke University Press)の日本語版が出ました。

http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100001949

パネルディスカションに出演者:

イアン・コンドリー MIT大学(著)

田中東子 早稲田大学(訳)

山本敦久 上智大学(訳)

磯部涼 (ヒップホップライター)

梅原大 / UMEDY (Miss Mondayのプロデューサーや元ラッパー)

上野俊哉 和光大学(監訳)

アフターパーティーは下北沢Heavenで22:00〜朝まで。イアンのDJデビューもあるかも。

宜しくおねがいいたします。

では、

イアン

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