上海到着

朝一の飛行機に乗って上海に到着。中国はどこへ行ってもほこりっぽいというのが第一印象。噂に聞くとおり、空港はでかい。市内までも遠いなあ。

ホテルにチェックインしようとするものの、同じビルの中に4つもホテルが入っているらしく、ちょっと迷う。フロントにたどり着くも、20代らしき素人のような3人がいるだけで不安になる。

部屋に入るとけっこう広くてまあまあだ。しかし、ウェブに書いてあったブロードバンドなどどこにもない。前日、チェックインした相方からは「ADSLがうまくつながらない」と聞いていたので、まあいいかとあきらめ、モデムで接続。いくつかアクセス・ポイントを試すとつながった。昔は毎回こんな調子だったよなあと思い出す。最近はどこへ行ってもイーサーケーブルを差すだけで使えることが多い。

相方はどこへ行ったのかと電話番号を探し出すのに手間取る。国際携帯を持っているはずなのだが、中国国内からかけるときは国際電話になるらしい。今度は国際電話のかけ方(発信番号)が分からない。このホテルにはそういう案内が何もない。

う〜むとうなっているとピロピロと電話が鳴る。やれやれこれで連絡がついたと思ったら、たどたどしい英語でフロントから。何やら「インターネットのエンジニアをあなたの部屋に送りたいがいいか」と言っている。何のことか分からないが「いいよ」と返事。しばらくすると英語のまったく話せない二人がやってきて、箱からADSLモデムを引っ張り出し、接続を始める。おおお〜、先にそういうことはやっといてくれよ。

ちゃちゃちゃと設定は終わったらしいので、私のラップトップをつなげようと試みる。しかし、IDとパスワードを入れなくてはいけないらしい。その設定をするためにウインドウズの「ネットワーク設定」を開かなくてはいけないのだが、メニューが日本語(特にカタカナ)が読めないらしい。そらそうだ。

ネットワーク設定を開いてあげると、後は直感でどんどん設定していってしまう若いエンジニア。彼はちょっと色黒なので、少数民族の出身か。英語ができなくてもITはできてしまうんだねえ。

なんとなく設定ができたようで、そのまま「どうも、どうも」てな感じで帰ってしまうのだが、「あいや待たれい、そのIDとパスワードを置いていけ」と無理やり書き写す。どうも相方はこのIDとパスワードをゲットしていないのではないか。後で聞いてみよう。

とまあ、連絡を待っているのだが、どうしよう。スカイプアウトでもすればいいのだが、このラップトップにはマイクがついてない。困った。このまま今日一日終わってしまうのだろうか。もったいない。

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