先週のことになるけど、昨年に続いて琵琶湖畔で研究合宿。ヨーロッパかと思わせるようなホテルで設備は豪華なのに、何も使う時間がない。プールで泳ぐ時間すらない。朝の新幹線に乗り、昼過ぎに到着。13時から翌日の16時まで、3時間のセッションを4回もやる。少人数なので眠っているとすぐばれる。グーグー眠っていたコメンテーターが「すばらしい発表でした」とコメントしているのには内心大笑い。つくづく彼は大物だと思う。
それぞれのキーノート発表はおもしろかった。文学についての研究発表なんてたぶん初めてではないか。刺激されて、帰ってきてからフィッツジェラルド(村上春樹訳)の『グレート・ギャッツビー』を読む。こんな話なのね。
先週は比較的時間があったので、本をかなり読む。しかし、積み上げられた本はなかなか減らない。人生の中で読める本の数は実に少ないと悲しくなる。来学期、学生と読む本をほぼ決める。