松島泰勝「”帝国”の島 グアムと沖縄」『週刊金曜日』第354号、2001年3月9日、52〜55ページ。
媒体のせいか、学術論文ではなく、日米両政府と国民を糾弾する文章といった印象を受ける。『ミクロネシア』(早稲田大学出版部)の落ち着いた筆致とは違う。
沖縄出身の著者はグアムと沖縄が事実上の植民地であると訴える。どちらも両国の憲法で保障された理念が制限されている。それはマハンに始まる地政学の考え方により、島嶼を海洋戦略の中に位置づけているからだという。
土屋大洋のブログ
松島泰勝「”帝国”の島 グアムと沖縄」『週刊金曜日』第354号、2001年3月9日、52〜55ページ。
媒体のせいか、学術論文ではなく、日米両政府と国民を糾弾する文章といった印象を受ける。『ミクロネシア』(早稲田大学出版部)の落ち着いた筆致とは違う。
沖縄出身の著者はグアムと沖縄が事実上の植民地であると訴える。どちらも両国の憲法で保障された理念が制限されている。それはマハンに始まる地政学の考え方により、島嶼を海洋戦略の中に位置づけているからだという。