ふるまいよしこ『中国新声代』集広舎、2010年。
ふるまいさんにはずいぶん前に北京でお会いしたことがあり、ツイッターで大活躍されているのを見て(GLOCOMの庄司さんや猪狩さんとも親しくされている)、またお会いしようと思った。久しぶりにお会いしてみて、前回お会いしたのは10年前の2001年11月だと分かり、とてもびっくり。
最近いろいろ言われるそうだが、「ふるまいよしこ」というのは本名をひらがなにしただけとのこと。ご両親も意識していたわけではないらしい。
北京行きの飛行機の中で読み始めたが、かなり分厚くて、お会いするまでに全部は読めなかったが、その後も読み続けた。内容は18人の中国・台湾・香港のとんがった人たちとのインタビュー。ふるまいさんの強烈な個性で切り込んでいったり、うまく波長が合ったり、あるいはずれてしまったりしているのがおもしろい。いずれの人たちも、単純化されたマスコミの報道では分からない中国の新しいメッセージを伝えている。
なんと出版社のウェブサイトでまるまる一人分が読める。