日米金沢会議

 ハワイから戻り、翌日は博士課程の学生の発表が行われる日。私は副査を数人と主査が一人。いろいろあったけど、それぞれ無事に通過。

 翌朝は5時半に起きて羽田へ。日米金沢会議に向かう。金沢は30年前に2年間住んでいたことがある。昭和55年頃で、ゴーゴー(55)豪雪というのがあり、街中が雪に埋もれて子供としてはとても楽しかった。

 会議自体は前日の夜から始まっていて、夕食会はとてもおいしい料理で良かったらしい。一番良いところを逃した。朝のセッションに遅れて参加し、日米の若手の研究者・実務家の話を聞く。なかなかアンユージュアルな人たちで、日本側の参加者もどんどん発言する。

 参加者の一人が、とっくに解決できていると思っていた日米間のさまざまな問題を解決してこなかった上の世代を強く批判しているのを聞き、この人はこんなことを考えていたのかと認識を新たにした。彼が学者としての研究活動よりも、政策的な貢献に力を入れているのはそういう背景があるからなのだろう。

 私の出番は最終日の午前中のコメンテーター。またサイバーセキュリティの話。パネリストとの意見の違いは違いとして認識できておもしろかった。宇宙政策の話やトモダチ作戦の話もあった。

 最終日は雪がチラチラとして一気に寒くなった。会議が解散になるとダッシュで家族から頼まれていた買い物へ。そのまま、東京から単身赴任しているHさんにお会いする。座ってお話しする時間もなかったが、近江町市場での土産物購入に大いに力を発揮してくださった。

 小松空港でまた会議参加者数人と合流。Aさんと海鮮どんぶりをいただく。

 機内では論文を一本読んだだけで着いた。国内線は短い。羽田に着いたら機内にコートを忘れてしまう。ちょっと手間取ったが京急に飛び乗り三田キャンパスへ。翌日の情報セキュリティ政策会議の打ち合わせを行う。

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