イースト・ウエスト・センター再訪

 7月半ば、ハワイでお世話になったイースト・ウエスト・センター(EWC)のアルムナイ(OB・OG)の会合が東京であり、初めて参加した。EWCのスタッフ2人もたまたま来日していたので、来てくれた。来年1月にEWCはマニラで大きな会議を予定しており、その下見の後に立ち寄ったそうだ。2人とも100円ショップがお気に入りで大量に買い物をしたという。

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 その翌週、ハワイのEWCを再訪。2月末に帰国して以来、5ヵ月ぶりぐらいになる。その間、チャールズ・モリソン所長が引退を表明しており、来年8月に新しい所長が就任する予定だ。連邦政府(国務省)とのつながりが深い研究所なので、次の所長選びは簡単には行われず、1年かけて選ぶそうだ。すでに関心を示している人がいるという話だが、どんな人になるのだろう。研究部長とも話す機会があったので聞いてみたが、若い血を入れないとと言っていた。

 今回の再訪の目的は、新しい共同研究プロジェクトのキックオフのため。サイバーセキュリティとは直接関係ない新しいテーマに取り組む。今回の会合にはその分野に詳しい方々にも集まってもらい、いろいろと意見を聞いた。私がよく理解していないことが多いことが分かった(だからこそ研究する意味はあるが、まずは最先端に追いつかないといけない)。3年計画の共同研究なので、またEWCに戻ってくる機会もあるはずだ。逆にEWCのスタッフに日本に来てもらうこともあるだろう。楽しみだ。

 今回の滞在中、ハワイ大学のDavid Lassner学長にも短時間お目にかかった。学長には10月にSFCの25周年記念式典&シンポジウムにご参加いただくことになっている。学長の部屋の扉は観音開きの大きなもので、部屋の中も格好良かった。

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