技術・環境・エネルギーの連動リスク

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土屋大洋「サイバーセキュリティ」鈴木一人編『技術・環境・エネルギーの連動リスク』岩波書店、2015年、235〜253頁。

 シリーズ日本の安全保障の第7巻。久しぶりの岩波書店。以前担当してくれたIさんは退職されて、今回は清水野亜さんが編集担当。

 第8巻のグローバル・コモンズに呼ばれたのかと思ったら、技術の第7巻だった。

 同僚の蟹江憲史が第4章に「地球システムと化石燃料のリスクガバナンス」を書いている。注目しているのは第7章の加藤朗先生による「ウォーボットの戦争」。おもしろそう(編者と編集者以外は他章の内容を事前には読んでいない)。

 そして、気が付くと、出版待ちになっている残りの共著本はあと3冊で、いずれも英語。この1冊は間違いなく来年出るだろう。しかし、160ドルという価格設定がすごい。誰が買うのか。きっと私への印税はゼロで、印税が出るとすれば編者が総取りなんだろう。

 2冊目は、すでに2年ぐらい棚晒しで、どうなっているのか分からない。聞けば「出る」と言われるのだが、著者が日本人ばかりなので難しいのだろう。3冊目は、今年の3月に原稿を出したものの、その後、編者に変更があったらしく、音沙汰がない。共有しているフォルダは4月以降誰も触っていないようだ。

 他の本はまだ模索中。原稿はおろか、出版社も決まらず、企画も確定していない。のんびり行きましょう。

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