ボブ・ウッドワード『ディープ・スロート―大統領を葬った男―』

ボブ・ウッドワード(伏見威蕃訳)『ディープ・スロート―大統領を葬った男―』文藝春秋、2005年。

 つい最近のことと記憶していたけれども、発行されたのは7年も前。7年間も「つん読」状態になっていた。

 「ディープ・スロート」は言うまでもなく、ウォーターゲート事件でワシントン・ポスト紙の情報源となった人物のこと。実際にはFBI副長官だったマーク・フェルトであった。彼は、長くFBI長官として君臨していたフーバーの後継をねらっていたが、そうはならなかったという事情がある。

 当時と2000年以降の裏事情を説明した本。

 しかし、晩年のフェルトが記憶をかなり失ってしまい、2008年に亡くなってしまったので、全容は分からなくなってしまった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です