小柏葉子「南太平洋フォーラムの軌跡」

小柏葉子「南太平洋フォーラムの軌跡—多元化への道—」百瀬宏編『下位地域協力と転換期国際関係』有信堂高文社、1996年、176〜193ページ。

 南太平洋フォーラム(SPF)の発展過程を、形成期(1971〜70年代末)、変容期(80年代)、新たな展開期(90年代)に分けて論じてる。

 80年代のメラネシアン・スピアヘッド・グループの動きが詳しい。

 一連の小柏論文を読みながら、太平洋島嶼国は地域ガバナンスの事例としてけっこうおもしろいと思うようになる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です