ソウル(11/14〜16)

 ソウルから帰って10日後、またもやソウルへ。今度は韓国国防部のお招きで、ソウル防衛対話に参加。

金浦空港に降り立つといきなり私の名前を掲げた制服の軍人が立っている。韓国陸軍のキム少佐で、日本語がぺらぺらだ。エスコートされて荷物を受け取りに行くが、パスポートを渡せといわれる。ちょっとドキドキ。荷物を受け取ったらそのまま優先ゲートを通り、車へ案内される。キム少佐が3日間エスコートしてくれ、車を自由に使ってくれといわれる。あまりのVIP扱いにびっくりする。トルコに行ったときよりも丁重な扱いだ。

ホテルに到着すると、テレビカメラが待ち構えていて、車を降りるところからホテルにチェックインするところまで撮影されて、なんかへんな気分である。ホテルの部屋もやたらと大きい。ソウルでも一番良いホテルだそうだ。

同僚に紹介された韓国の先生と12月のハーバードでの会議について意見交換。

レセプション会場に行くと、もっとたくさんカメラの放列が待ち構えていて、韓国国防部の次官をはじめとする韓国側のスタッフと各国からのゲストが歓談している。しかし、誰が誰だかさっぱり分からない。適当に挨拶するだけだ。夕食会は韓国の宮廷料理。普通の韓国料理のほうが好きだ。食事の後に韓国紹介のビデオを上映。とにかくお金がかかっている。

翌朝から本格的な会議。最初のオープニングでは総理と国防大臣が来たので、これまですごい数のカメラ。気後れして集合写真に写り損ねた。

最初のセッションは大量破壊兵器について。第二セッションが私の出番で、サイバーセキュリティについて。高麗大学の先生が一緒だが、高麗大学は学部と大学院にサイバーセキュリティのコースを作っていて、話を聞きたかったので、非常に良い機会だった。私は当初予定していた内容をやめて、今までの素材を作り直して話をする。シンガポールより好評だった。

夜の晩餐会は前日よりも大きくて、音楽や踊りの出し物がたくさんあった。韓国は徴兵制だから、音楽の才能がある若者も軍隊にいる。そういう人たちを無料で動員できるのが強みだ。6人ぐらいの男性メンバーによるカルメンの合唱は迫力があった。

3日目。新しい安全保障についてのセッション。仲良くなったドイツ人の報告がおもしろかった。

会議終了後、すぐに会場を抜け出して、大学院の卒業生に会う。それからKISA(韓国インターネット振興院)を訪問して、意見交換。

終了後に金浦空港まで送ってもらい、VIPゲートを通してもらう。

しかし、VIP扱いもここまで。夜の羽田に着いたら庶民に戻っていた。電車に乗って帰宅する。

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