ソウル枠組文書翻訳

 先月(2013年10月)、ソウルでサイバースペース会議が開催され、「ソウル枠組文書」と通称される文章が出されました。

 GGE報告書に続き、これも、自分で内容を理解するために翻訳してみました。原文が分かりにくいため、誤訳があったり、文章がこなれていなかったりすると思いますが、ざっとこんなものかということを理解するために使ってください。

ソウル枠組日本語対訳(docx)

 GGE報告書と比べてみると、この文書はGGE報告書からかなり流用されていることが分かります。本来、このサイバースペース会議は国連の会議ではないため、「Member States」という言葉がいきなり出てくるのはおかしいのですが、これも流用の結果でしょう。この言葉は2回出てきます。2回目に出てくるときは国連の文脈で書かれているのでおかしくはありませんが、最初に出てくるところはおかしいように思います。

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