井庭崇のConcept Walk

新しい視点・新しい方法をつくる思索の旅

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新しいブログ『Creative Systems Lab』

創造性の研究において、自分の考えの枠組みが明確になってきたので、新しいブログを立ち上げることにしました。

"Creative Systems Lab"
http://creativesystemslab.blogspot.com/

この新しいブログでは、最近僕が考えている「創造システム理論」(Creative Systems Theory)の内容を紹介したり、創造性に関する文献や議論を紹介したいと思います。

CreativeSystemsLabBlog



創造性以外の話題については、これまで通り、Concept Walkブログの方に随時書いていきます。英語版と日本語版はほとんど内容が違います。興味がある人は、両方フォローしてみてください。

Concept Walk(英語版)
http://conceptwalk.blogspot.com/

Concept Walk (日本語版)※このブログです。
http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/sb/
「創造性」の探究 | - | -

Twitterでのつぶやき

実は、2ヶ月ほど前から、Twitterでつぶやいています。
研究に関することやアメリカ生活のこと、MITのこと、思いつきやふとした感想などなど。

どうも僕はブログだとかしこまってしまって、なかなか書けないのだけれども、Twitterでは快調につぶやきまくっています。最初は研究会のメンバーや同僚など、身近な(でも物理的距離は遠い)人とのシンクロ感をもつために始めたのですが、知らない方からのフォローもだいぶ増えました。

ということで、このブログでも僕のTwitterのことを、お知らせしておきます。

井庭 崇 on Twitter
http://twitter.com/takashiiba


この前書いた、学習パターン on Twitter (http://twitter.com/LPattern)の方もよろしく。
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近況報告(2009年度)

近況報告というか、2009年度のことについてお知らせします。

2009年度は、在外研究の機会をいただきましたので、1年間SFCを離れ、マサチューセッツ工科大学(MIT)のCenter for Collective Intelligenceにて、Visiting Scholarとして研究をしています。このセンターは、Sloan School(ビジネススクール)付けとなっていて、ヘッドは『The Future of Work』のThomas Maloneさんです。僕を受け入れてくれたのは、『Swarm Creativity』や『Coolhunting』などの本を出しているPeter Gloorさんです。集合知のデータをネットワーク分析して新しいトレンドを発見するという研究をしている方です。興味や研究内容が近いということで、昨年夏に会いにきて意気投合しました。いろいろ学ばせてもらおうと思っています。

今年の僕の研究テーマは、「オープン・コラボレーションの社会学」です。社会システム理論と社会ネットワーク分析を組み合わせて、社会的な創造性(social creativity)の原理を探っていきます。社会の創造力を高める理論・方法・道具について考えています。あとは、これまでやりたかったけどなかなか手がつけられなかった研究の続きや執筆をしています。

しばし日本を離れているので、関係者のみなさんにはいろいろと迷惑をかけたり、お世話になることもあるかと思いますが、今年度もどうぞよろしくお願いします。
(このブログは、たま〜に更新するかもしれません。)
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個人ホームページ、ひさびさの更新

TakashiIbaHomePage
個人ホームページを、ひさびさに更新した。

最近は井庭研ホームページの更新だけで手一杯だったので、個人ページの更新はおそらく4年ぶりだ(笑)。

今回、トップページは英語にすることにした。そして、初めて「bio」というものを書いた。いろんな先生のものを参考にしながら書いたが、自分のことを三人称で書くのはなかなか新しい経験だ。あとは、「Research Overview」など、英語での活動紹介も充実させた。1週間ほど考えた結果、いまの僕の研究テーマは、次の5つのカテゴリに分類されることがわかった。

●Understanding Social Phenomena as Nexus of Communication (社会システム理論)
●Analyzing Emergent Order and Dynamics of Complex Systems (複雑系)
●Writing Knowledge of Practice for Open-Collaboration (パターン・ランゲージ)
●Creating New Tools for Thinking (マルチエージェントシミュレーション)
●Exploring Methodology of Creative Works (創造のための方法)

詳しくは、「Research Overview」のページを見てほしい。絵なんかも入れてあるので。

Takashi Iba: Home Page
(http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/)
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まとまった時間と寄り道

在外研究でボストンに行っている土屋さんが、ブログで次のようなことを書いていた。

「先週はかなり研究をした。東京にいるときは一つのことに3時間まとまって使えれば良いほうだったが、こちらでは用事がないので、集中すると一日中ずっとできる。」

じっくり時間をとれるなんて、なんともうらやましい話である。

でも、実は僕も最近ようやく、まとまった時間がとれるようになってうれしく思っていたところだ。もちろん、土屋さんのように丸一日というわけにはいかない。「3時間まとまって使えれば良いほう」という「3時間」がようやくとれるようになったのだ。

僕ら大学教員は、研究、教育、学事など、複合的に仕事をしている。また、仕事以外でも人との関わりのなかで、自分の都合を優先できず、時間が減ったり、コマ切れになることもある。結果として、研究に割ける時間が削られていく。特に仲間がいない個人研究の場合は、重要であっても後回しにせざるを得なくなることが多い。短期的には仕方のないことかもしれないが、これが長く続くと研究者として致命的になる。特に30代で自分の道を切り開かねば、先はない。頭ではわかっているが、なかなか生活が変わらない。このまま、いったい僕はどうなってしまうのだろうか? そういう状況が、ここ2、3年ほど続いていた。

そんななか、この春からある程度まとまった時間をとれるようになった。3時間あると一仕事できるので、非常にありがたく思う。一人で過ごす時間も増えたし、場の流れで「飲み」に行く、というような自由も久々に味わえている。真剣に研究に取り組む時間がとれているからこそ、ちょっとした寄り道を味わうことが可能なのだ。このような状況がいつまで続くかはわからないが、いまのうちにどんどん研究を進めていきたいと思う。
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2008年が始まりました

back-sirokun.jpg あけましておめでとうございます!

 2008年が始まりましたね。
 新年になって何にびっくりしたかって、平成が20年になったことですよ。

時が経つのは早いなぁという感慨もあるけれど、
どちらかというと、うれしい気持ちがしています。

何がうれしいかというと、
「あれ? 今年って18年?19年?」
みたいな混乱をしなくて済むということ(笑)。

20という数字は、そのくらいのインパクトをもっています。
え? みんな混乱しないの? 僕だけ? みんな、すごいね。(笑)


昨年(平成19年 ← もう自信をもって言える!)から始まったこのブログ、たまにしか更新していませんが、それでも「三日坊主」の域は超えたということで、とりあえずはめでたいことです。ぱちぱち。

このブログでは、僕(井庭崇)が考えていることや活動報告、僕の研究や興味に関する情報などを書いていきたいと思います。

何を食べたとか、どこどこに行ったとか、友達と遊んだとか、そういうことを書く気はありません。そんなの読んでも面白くないですからね。芸能人が書くならともかく。

ということで、あくまでも、知的好奇心をくすぐるような話題を取り上げていきたいと思います。

コメントやトラックバックも、ぜひどうぞ。
(スパムを消すだけの毎日なんて!)

みなさん、今年もどうぞよろしく。
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