井庭崇のConcept Walk

新しい視点・新しい方法をつくる思索の旅

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『2007 Concept Book』を発行しました。

井庭研究会では、井庭研の重要なコンセプト(概念)をまとめた冊子『2007 Concept Book』を制作・発行した。できるだけ多くの方に理解しやすいために、かなりわかりやすく書いたつもりだ。ぜひ、このコンセプトブックから新しい視点を見つけてもらえればと思う。

ConceptBook2007『2007 Concept Book』
Table of Contents

01 パターン・ランゲージ
02 コラボレーション
03 コミュニケーションの連鎖としての社会
04 インタラクションを活かした調査と実践
05 物語=世界をつくる
06 つくって動かして理解する
07 隠れた関係性の可視化
08 新しいシステム観
09 新しい市場分析手法
10 カオスの足あと
11 アウトプットから始まる学び

download ⇒ 『2007 Concept Book』(井庭研究会 編著, 2007)
[ PDF形式。4.9M byte。見開きを想定したデザインになっているので、印刷の際には両面印刷をして、表紙向かって左側の辺にホッチキスを数箇所とめるようにするとよいと思う。]

2007a-1-150.jpg『2007 Concept Book』制作は、編集係の学部生3人を中心として、研究会メンバー全員でコンテンツを作成した。編集デザインは今年は、Adobe InDesignを使用した。今年はとてもかわいいデザインで、とても気に入っている。
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2008年度春学期 井庭研究会シラバス公開

2008年度春学期の井庭研究会のシラバスを公開した。エントリー締切は、2008年1月26日(土)。ぜひ、先端的な研究に一緒に取り組む、志の高い人に来てほしい。

- 研究会1 「理論と実践の社会研究:社会システム理論を究める」
- 研究会2 「新しい思考の道具をつくる:プログラミング技術を活かした複雑系研究」

個人や組織の創造性、社会の多様性や偶発性、歴史性を踏まえた新しい社会科学と、そのための道具を構築する ―――― これが井庭研究会の目標です。複雑系やオートポイエーシスといった近年のシステム理論では、社会を「グニャグニャと変化する構成要素によって、絶えず生成されつづけるシステム」として捉えます。社会をそのようなシステムとして捉えると、従来とは異なるリアリティが得られ、また社会のデザインの仕方も変わってきます。井庭研究会では、さまざまな学問分野に固定化された「知」と「方法」を一度解放し、必要に応じて組み合わせていきながら、新しい時代の新しい社会科学の構築と、そのための方法・道具の開発に取り組みます。

2008年度春学期は、「新しい社会の捉え方の構築」、「隠れた関係性の可視化・解析」、「コミュニケーション・デザインの実践」、「パターン・ランゲージの作成」、「物語づくりの方法探究」、「複雑系のツール開発」をテーマとしたプロジェクトを行ないます。

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