井庭崇のConcept Walk

新しい視点・新しい方法をつくる思索の旅

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記事「パターンランゲージ 3.0:新しい対象 × 新しい使い方 × 新しい作り方」

情報処理学会の会誌『情報処理』に、パターンランゲージに関する解説論文を書きました。小特集「ソフトウェアパターン:時を超えるソフトウェアの道」のなかの一連の論文のひとつです。

「パターンランゲージ 3.0:新しい対象 × 新しい使い方 × 新しい作り方」
(井庭 崇, 情報処理, Vol.52 No.9, 2011)


論文単位でPDF購入もできますし、Amazon等でも会誌の購入もできます。ぜひ、読んでみてください!

 情報処理2011年09月号

『情報処理』 Vol.52 No.9, 2011年9月
小特集:ソフトウェアパターン ─時を超えるソフトウェアの道─

編集にあたって(鷲崎 弘宜)
ソフトウェアパターン概観(鷲崎 弘宜)
パターンランゲージからソフトウェアパターンへ(江渡 浩一郎)
セキュリティの知識を共有するセキュリティパターン(吉岡 信和)
コラム:企業におけるパターン指向ソフトウェア開発の実践(位野木 万里)
これからの みんなのことば,みんなのかたち─パターンランゲージからプロジェクトランゲージへ─(本橋 正成・羽生田 栄一・懸田 剛)
パターンランゲージ 3.0 ─新しい対象 × 新しい使い方 × 新しい作り方─(井庭 崇)


どの記事も興味深いものばかり。このほかにも、この号は「《特集》東日本大震災 危機発生時の対応について考える」と「新しいインターネットがやってくる-基盤編-」という特集もあり、読み応えがあります。ぜひ、入手して読んでみてください。
イベント・出版の告知と報告 | - | -

【告知】UXD initiative 研究会でのパターンランゲージ講演

来週、2011年8月26日(金) 18:30 ~20:30に、UXD initiative 研究会というところで、パターンランゲージに関する講演を行います。複雑系時代の知り合いの長谷川敦士さんにお誘いいただき、このような場でお話することになりました。UXDとは、ユーザー・エクスペリエンス・デザインのことです。

「ラーニング・パターン:経験を語るためのメディアの制作と導入」(井庭 崇)18:30~19:30

今回は、「学習パターン」を事例としながら、「パターンランゲージ3.0」の話をしたいと考えています。少ししか時間がとれないと思いますが、対話のミニワークショップもやってみたいと考えています。現在製作中の「プレゼンテーションパターン」についても少しだけ触れることができればと思っていますが、時間が厳しいかな。

僕の後に、安藤昌也氏(千葉工業大学)の講演があり、その後、ディスカッションがあります。

研究会の席は、本当にあっという間に埋まってしまったようですが、当日の模様はustreamで配信されるようです。詳しくは下記サイトをご覧ください(まだustについては情報は掲載されていませんが、そのうち載るでしょう)。

UXD3.jpg


UXD initiative 第3回研究会|UXDパターンランゲージ
http://uxd-initiative.blogspot.com/2011/08/uxd-initiative-uxd.html
イベント・出版の告知と報告 | - | -

英語での言い回しを学ぶ(CD付き表現集)

この夏、英語の口頭での言い回しをしっかり身につけたいと思い、いろいろ本を探してみたところ、いくつか良さそうな本を見つけた。

どれも付属のCDに言い回しがたくさん収録されているので、ずっと流して聴きまくるとよいと思う。実際に使えそうな表現ばかりで、自分が使う場面がすぐに思い浮かぶ。

  • 『プレゼンの英語:実践で役立つ表現1500』(有元 美津世, ジャパンタイムズ, 2011)
    ビジネスの例が多いけれども、国際学会で発表したり司会をしたりする研究者・技術者にとっても、かなり使える表現集だと思う。こういうことを言いたいのだ、まさに。

  • 『リアル英会話表現集』(川口 エレン, 旺文社, 2010)
    友人・知人との会話やパーティーなどで使えそうな表現がたくさん。こういうことをさらっと言いたいと、心から思う。日本語訳が日常的な言い方になっていて、かなりナチュラルなのも素敵。

  • 『ビジネス Quick English <ミーティング>』(ジャパンタイムズ 編, デイヴィッド・セイン 著, ジャパンタイムズ, 2008)
    ミーティングでの表現は、日本語だと自然と言えるものも、英語だとなかなか出てこない。帯のコピーに「大事な場面で発言する。」とあるが、まさにここぞというときに自分の意見を言ったり、議論の流れをつくったりするために学ぶべき表現だと感じる。

       


    僕もこれらの本を聴き(読み)始めた。いまのところの感想は、とっさに言いたいけれどもなかなか言えない表現というのがたくさんあって、とても勉強になる、ということ。

    口頭の言い回しの表現は、自分の興味・関心や専門の本を読んでいても身に付かないので、この手の本も併せて読んでいくと、学会発表などに必要な英語力がつきそうだと感じた。

    これをくり返し聞きながら、シャドーイングすれば、自然と口にでるようになるだろうか。試してみようと思う。
  • 英語漬け生活 | - | -

    井庭研B2(社会システム理論)2011年度 夏休みの宿題

    井庭研B2(社会システム理論)の2011年度 夏休みの宿題は、以下のとおり。


    社会システム理論を提唱した社会学者ニクラス・ルーマンの本『エコロジーのコミュニケーション』を読み、現代社会の特徴と問題点について理解し、自分のことばでレポートをまとめてください(日本語、もしくは英語)。

    ● まず、『エコロジーのコミュニケーション:現代社会はエコロジーの危機に対応できるか?』(ニクラス・ルーマン, 新泉社, 2007)を購入してください(借りるのではなく購入)。

    ※借りるのではなく購入することを強く推奨するのは、重要な文献を少しずつ集め、自分の本棚でその世界が徐々に広がっていくことが重要だと思うからです。そのことで、ある領域への意識を強化する環境をつくることができ、また、自らの学びを振り返りやすくすることができます。また、次に書くように、線を引きながら読むためにも、購入する必要があります。


    ● この本を読み、現代社会の特徴と問題点について理解してください。おすすめなのは、重要だと思うコトバやフレーズ、センテンスに、鉛筆で線を引くことです。これにより、再度読むときに、どこを重要だと思ったのかがよくわかるからです(レポートも書きやすくなります)。

    ルーマンの本は、難しい部分が多いですが、わからないところは飛ばしながら、とにかく前に進んで読むことが大切です。すべてを理解しようとは思わず、ざっと読む感じで読み進めてください。難しい部分などについては、秋学期のゼミのときに少しずつ解消していきましょう。(何がわからないのかもよくわからない、という状況に陥るかもしれません。でも、ルーマンを読むということはそういうことなので、自分の問題だと責めないように。)


    ● 夏休みの終わりまでに、以下の形式で、レポートを提出してください。
    現代社会の特徴と問題点について、および、この本を読んで考えたこと・感じたことを、自分のことばでレポートにまとめてください。自分の興味・関心や研究内容と絡めて書くのもよいでしょう。

    使用言語:日本語、もしくは英語
    分量  :3~5ページ(程度)
    ファイル:PDF形式:ファイル名に半角アルファベットで名前を入れる
    提出〆切:2011年9月24日(土)
    提出先 :井庭研ML
    メール件名:夏休みの宿題B2( 自分の名前 )


    【重要な補足】

    ●2011年春学期に僕の「社会システム理論」の授業を履修していない人は、SFC-GC (Global Campus) にアップされている授業映像を全回分、見ておいてください。秋学期の井庭研は、ここで話したことを前提として進めます。
    SFC-GC「社会システム理論」(担当:井庭崇, 2011年度春学期)
     

    ●個人研究をサポートする以下の重要文献についても、夏休みのうちに購入し、読める範囲で読んでおくことをおすすめします。個人研究の計画・遂行にかなり役立つと思います。
    『創造的論文の書き方』(伊丹敬之, 有斐閣, 2001)
    『「超」文章法』(野口悠紀雄, 中央公論新社, 2002)
    『考える技術・書く技術:問題解決力を伸ばすピラミッド原則』(バーバラ・ミント, 新版, ダイヤモンド社, 1999) [ B. Minto, 『The Pyramid Principle: Logic in Writing and Thinking』, 3rd Revised ed, Financial Times Prentice Hall, 2008 ]
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    井庭研B1(パターンプロジェクト)2011年度 夏休みの宿題

    井庭研B1(パターンプロジェクト)の2011年度 夏休みの宿題は、以下のとおり。


    パターンランゲージの考え方の生みの親である建築家クリストファー・アレグザンダーの本『The Oregon Experiment』を読み、彼がパターン・ランゲージで目指していたことが何だったのかを理解し、それをレポートにまとめてください(英語)。


    ● まず、『The Oregon Experiment』 (C. Alexander, et. al, Oxford University Press, 1975) を購入してください(借りるのではなく購入)。

    ※借りるのではなく購入することを強く推奨するのは、重要な文献を少しずつ集め、自分の本棚でその世界が徐々に広がっていくことが重要だと思うからです。そのことで、ある領域への意識を強化する環境をつくることができ、また、自らの学びを振り返りやすくすることができます。また、次に書くように、線を引きながら読むためにも、購入する必要があります。


    ● この本を読み、アレグザンダーがパターンランゲージをどのような意図でつくり、どのような実践をしたのかを理解してください。おすすめなのは、重要だと思うコトバやフレーズ、センテンスに、鉛筆で線を引くことです。これにより、再度読むときに、どこを重要だと思ったのかがよくわかるからです(レポートも書きやすくなります)。

    この本は英語で書かれていますが、かなり薄い本で、文字も大きいので、英語での読書に慣れていない人でも読み切ることができると思います。(この宿題は、英語で読み、英語で書く練習も兼ねています。)


    ● 夏休みの終わりまでに、以下の形式で、レポートを提出してください。
    アレグザンダーがパターン・ランゲージで目指していたことが何だったのか、また、この本を読んで考えたこと・感じたことなどを書いてください。

    使用言語:英語
    分量  :3ページ(程度)
    ファイル:PDF形式:ファイル名に半角アルファベットで名前を入れる
    提出〆切:2011年9月24日(土)
    提出先 :井庭研ML
    メール件名:夏休みの宿題B1( 自分の名前 )


    【重要な補足】

    ●上記の本で取り上げられているパターンランゲージは、以下の本にすべて掲載されています。現役メンバー(継続生)は、「春休みの宿題」ですでにこの本を購入し読んでいるので、秋学期からの新規メンバーも、購入して適宜参照するとよいと思います。

    - 『パタン・ランゲージ:環境設計の手引』(クリストファー・アレグザンダー 他, 鹿島出版会, 1984)
    - 『A Pattern Language: Towns, Buildings, Construction』 (C. Alexander, S. Ishikawa, M. Silverstein, Oxford University Press, 1977)


    ●2010年秋学期に僕の「パターンランゲージ」の授業を履修していない人は、SFC-GC (Global Campus) にアップされている授業映像を全回分、見ておいてください。秋学期の井庭研は、ここで話したことを前提として進めます。
    SFC-GC「パターンランゲージ」(担当:井庭崇, 2010年度秋学期)
     

    ●2011年春学期の僕の「社会システム理論」の授業も、井庭研B1の内容や活動についての理解を深めます。未履修の人は、この春学期に行われた 市川×今村×井庭鼎談の回と、中原×井庭対談の回だけでよいので、SFC-GC (Global Campus) にアップされている映像を見ておいてください。来年は来年で新しい企画をするので、このメンバーでの鼎談・対談は今楽しんでください。
    SFC-GC「社会システム理論」(担当:井庭崇, 2011年度春学期)
     

    ●井庭研B1で行うコラボレーションは、以下の本で紹介されている方法や事例が近いので、こちらもおすすめです。

    - 『発想する会社! :世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法』(トム・ケリー, ジョナサン・リットマン, 早川書房, 2002)
    - 『The Art of Innovation: Success Through Innovation the IDEO Way』 (Thomas Kelley, Jonathan Littman, Profile Business, 2002)
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