井庭崇のConcept Walk

新しい視点・新しい方法をつくる思索の旅

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2022年を振り返る:成果発表・活動等一覧

2022年は、正直、僕としては成果が少ない一年でした。特に春以降、いろいろ苦労が多く、研究に時間やエネルギーを注ぎ込むことができず、かつてないしんどい年でした。

それでも、年末に行った国際カンファレンスでの基調講演は、これまで15年の研究を総括するような内容の話ができたし、依頼いただく講演の内容が、パターン・ランゲージ(のみ)から、創造や創造社会にまつわるものが増えてきたのが印象的でした。次なる展開への転換点になる年と捉えたいと思います。

2023年は、これまでを総まとめしながら、次へと進んでいきたいと思います。

【書籍】
  • ジェネレーター:学びと活動の生成』(市川力, 井庭崇, 学事出版, 2022)
  • ともに生きることば:高齢者向けホームのケアと場づくりのヒント』(金子 智紀, 井庭 崇, 丸善出版, 2022)

    【国際カンファレンス 基調講演】
  • Takashi Iba, "Improving the Quality of Creative Practices with Pattern Languages", Keynote, The ACM SIGPLAN conference on Systems, Programming, Languages, and Applications: Software for Humanity (SPLASH2022), December, 2022

    【パターン・ランゲージ】
  • デジタルを活用する未来に向けて」(パターン・ランゲージ型 広報文書), 受託制作, デジタル庁, 2022年3月公開

    【パターン・カード】
  • ともに生きることばカード(ケアと場づくりのヒント)」, クリエイティブシフト, 2022年1月

    【ジャーナル論文】
  • 山野 大星, 小林 猛, 井庭 崇, 「住宅設計課題におけるパターン・ランゲージを用いた評価作成と指導の効果」, 教育実践研究論文, 日本教育工学会論文誌, 第46巻 第3号, 2022年

    【研究論文】
  • 井庭崇,「本質観取におけるアブダクションと質的帰納:フッサール現象学とパース論理学の接続」, 『本質学研究』, No.11, 2022年
  • 田中 惇敏, 西村 歩, 松本 光基, 井庭 崇, 「宮城県気仙沼市における良好な「子育て環境」の規定要因の理解―気仙沼子育てタウンミーティングでのグループインタビューを通じて―」, 『実践政策学』, 第8巻. 第1号, 2022年

    【国際カンファレンス論文発表・口頭発表】
  • Ryohei Suzuki, Takashi Watanabe, Takashi Iba, "Music Composition Patterns: A Pattern Language for Touching Music", EuroPLoP'22: 27th European Conference on Pattern Languages of Programs 2022, 2022
  • Takako Kanai, Mizuki Ota, Aoi Imai, Takashi Iba, "Class Design for Junior High School Students Using Pattern Language: A Case Study of the Practice at Nichihara Junior High School", EuroPLoP'22: 27th European Conference on Pattern Languages of Programs 2022, 2022
  • Tomoki Kaneko, Takashi Iba, Konomi Munakata, ”The 30 Extracted Patterns of the Innovative Practices of Dementia Care Service in Japan," 2022 ADI Asia Pacific Regional Conference (2022 ADI-APRC), 2022

    【国内学会発表】
  • 金子智紀, 井庭崇, 「ケアと場づくりのパターン・ランゲージを用いた研修プログラムの開発と検討」, 第30回日本介護福祉学会大会, 2022年10月

    【講演/セミナー/対談】
  • 井庭崇, 「自然な深い創造と創造社会:創造的対話の未来」, コーチング系C社, 2022年1月
  • 井庭崇, 「最高のオンライン授業のつくり方」, 都立産業技術大学院大学, 2022年1月
  • 井庭崇, 「これからの「社会のカタチ」を創造する」, NEXT CARE, DAYS BLG!, 2022年2月
  • 井庭崇, 「自分の「自然な深い創造性」を育む」, ヘルスケア系J社, 2022年3月
  • 市川力, 井庭崇, 「ジェネ本出版記念対談, We are Generators, 2022年4月
  • 市川力, 井庭崇, 井庭研究室ジェネレーター・パターン・プロジェクトメンバー「ジェネレーター・パターンのマイニング・ダイアローグ 第1回」, We are Generators × 井庭研企画, 2022年4月
  • 市川力, 井庭崇, 井庭研究室ジェネレーター・パターン・プロジェクトメンバー「ジェネレーター・パターンのマイニング・ダイアローグ 第2回」, We are Generators × 井庭研企画, 2022年4月
  • 市川力, 井庭崇, 井庭研究室ジェネレーター・パターン・プロジェクトメンバー「ジェネレーター・パターンのマイニング・ダイアローグ 第3回」, We are Generators × 井庭研企画, 2022年4月
  • 井庭崇, 「「創造的な場づくり」の観点から」, 藤沢市アドバイザー会議, 2022年6月
  • 井庭崇, 「ひらかれた物語としての歌詞の世界」, 風越コラボ第3期, 2022年6月
  • 井庭崇, 「ナチュラルにクリエイティブに生きる創造社会へ」, SFC七夕祭 模擬授業, 2022年7月
  • 井庭崇, 「これからの学校:未来をつくっていく人たちが育つ場を育てる」, 盈進学園東野高校, 2022年7月
  • 井庭崇, 「創造社会に向けた「自然な深い創造」力を養うための方法」, SFC研究所×日経ビジネススクール共催 「未来創造リーダー養成塾 〜2040年の未来を切り拓く先導者が集まる場〜」, 2022年7月
  • 井庭崇, 長谷部葉子, 「フューチャー・ランゲージ・ワークショップ:里山で考える「自然と生きる未来」」, 未来構想キャンプ, 2022年8月
  • 金子 智紀, 井庭 崇, 下河原 忠道, 首藤 義敬, 福井 大輔, 「『ともに生きることば』出版記念イベント 2022.9.2」, 2022年9月
  • 金子 智紀, 井庭 崇, 加藤 忠相. 佐伯 美智子. 川原 奨二. 「『ともに生きることば』出版記念イベント 2022.9.5」, 2022年9月
  • 井庭崇, 小阪裕司, 「ジェネレーター」対談, 未来創造会議, 2022年9月
  • 井庭崇,「自己変革を促すパターン・ランゲージ」, デジタル時代のスキル変革ウェビナー2022:自律した学びが個人と組織の成長を促す, IPA(独立行政法人 情報処理推進機構), 2022年10月
  • 井庭崇,「創造社会ヴィジョン:ナチュラルでクリエイティブに生きる未来へ」. 「2050年の社会、まち、くらしの描き」研究会, 2022年10月
  • 小竹貴子, 井庭崇, 「つくり手たちのコミュニティ」, 創造社会論, 2022年10月
  • 篠塚孝哉, 井庭崇, 「旅にまつわるスタートアップ」, 創造社会論, 2022年10月
  • 山川勇一郎, 井庭崇, 「自然エネルギー」, 創造社会論, 2022年10月
  • 小阪裕司, 井庭崇,「感性にもとづく実践」, 創造社会論, 2022年11月
  • 桐村里紗, 井庭崇. 「プラネタリーヘルス」, 創造社会論, 2022年11月
  • 藤田一照, 井庭崇, 「手放す」, 創造社会論, 2022年11月
  • 井庭崇,「クリエイティブラーニングを実現する教育のあり方・実践を考える」, 武蔵野大学, 2022年11月
  • 井庭崇, 山野大星, 金子智紀, 金井貴佳子, 「教育現場でのパターン・ランゲージ活用の最新事例」, SFC Open Research Forum, 2022年11月
  • 井庭崇, 「クリエイティブ・ラーニング(創造的な学び)を実現する」, 金城学院大学, 2022年12月
  • Mitsuhiro Yamazaki, Takashi Iba, "Community Development", EXPLORING CREATIVE SOCIETY (GIGA), 2022年12月

    【国際カンファレンス ワークショップ】
  • Takashi Iba, Tomoki Kaneko, Rio Nitta, Erika Inoue, "Dialogue workshop for using Pattern Languages for supporting everyday life", PLoPourri, 29th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP 2022)
    , September, 2022

    【委員】
  • 藤沢市 村岡新駅周辺地区まちづくりコンセプトブック作成有識者会議
    https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/tosei/machizukuri/toshi/shisaku/muraoka/muraoka_yushikisyakaigi.html
  • Program Committee, European Conference on Pattern Languages of Programs (EuroPLoP 2023)
  • Program Committee, 29th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP 2022)

    【受賞】
  • SFC FACULTY AWARD 2021 特に顕著な成果を挙げた者
  • イベント・出版の告知と報告 | - | -

    2021年を振り返る:成果発表・活動等一覧

    2021年は、オンラインでの登壇や論文発表など、いろいろ取り組みました。来年は、今年書いた本がいくつか出版されたり、これから仕上げる本もあり、楽しみです。

    【招待発表論文】

    • 井庭 崇, 「村上春樹の深い創造:日常から逸脱した世界はいかにして生まれるのか」, 2021年第10回村上春樹国際シンポジウム「村上春樹文学における「逸脱」(deviation)」, 2021年6月
    • 井庭 崇, 「クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育」, AIとクリエイティブ・ラーニング研究会, 韓国日本語学会 第43・44回 国際学術発表大会, 2021年9月


    【Conference Papers】

    • Takashi Iba, Yuka Banno, Hinako Ando, "Principles of Pattern Illustration Design", in 26th European Conference on Pattern Languages of Programs (EuroPLoP’21), 2021.
    • Misaki Yamakage, Sora Hatori, Miku Minami, Mitsuki Saito, Takashi Iba, "Natural & Creative Living Patterns, Part 1: Patterns for Creative Living", in 26th European Conference on Pattern Languages of Programs (EuroPLoP’21), 2021.
    • Kiyoka Hayashi, Sawami Shibata, Erika Inoue, Sae Adachi, Takashi Iba, "Online Education Patterns, Part 1: Patterns for Linking Separate Worlds", in 26th European Conference on Pattern Languages of Programs (EuroPLoP’21), 2021.
    • Yuki Kawabe, Takashi Iba, Yuya Oka, Kotaro Chiba, "Start-up Patterns A Pattern Language for Developing Enterprise to Create the Future" in 28th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP’21), 2021.
    • Sae Adachi, Sawami Shibata, Erika Inoue, Kiyoka Hayashi, Takashi Iba, "Online Education Patterns, Part 2: Patterns for Creating a New Form of Learning" in 28th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP’21), 2021.
    • Yuki Kawabe, Takashi Iba, "Pattern Language Online, Qualitative-Data-Based Pattern Language Creation System", in 28th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP’21), 2021.
    • Sora Hatori, Takashi Iba, "Natural & Creative Living Patterns, Part 2 Patterns for Natural Living", in 28th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP’21), 2021.
    • Takashi Iba with Konomi Munakata, "What does it Mean by Grasping the Essence of Patterns?: A Philosophical Study on Pattern Language Creation with Phenomenology", PLoPourri, 28th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP’21), 2021.
    • Takashi Iba with Sae Adachi, "The Principles of Deep Creation", PLoPourri, 28th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP’21), 2021.
    • Takashi Iba, Yuya Oka, Haruka Kimura, Erika Inoue, "Extracting and Writing Key Elements in Pattern Mining", PLoPourri, 28th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP’21), 2021.
    • Takashi Iba, Takako Kanai, "Systematization of Patterns: for Weaving a Pattern Language as a Whole", PLoPourri, 28th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP’21), 2021.
    • Takashi Iba, Hinako Ando, "How to Make Patterns Powerful: Realizing Contrast in a Pattern of a Pattern Language", PLoPourri, 28th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP’21), 2021.
    • Takashi Iba, "How to Write Patterns: A Practical Guide for Creating a Pattern Language on Human Actions", PLoPourri, 28th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP’21), 2021.
    • Takashi Iba, Hinako Ando, Yuya Oka, Yuki Kawabe, Akira Tsukakoshi, "Designing Online Course for Collaboration to Create a Pattern Language: The Case of a Pattern Language for Generators Nurturing Playful Community and Places", PLoPourri, 28th Conference on Pattern Languages of Programs (PLoP’21), 2021.
      ※いずれもPost Proceedingsとして来年パブリッシュされます。



    【講演】

    • 井庭 崇, 「深い創造の原理と実践:芸術とパターン・ランゲージ」, 創造のテーブル2021, 2021年1月
    • 井庭 崇, 「深い創造の原理、パターン・ランゲージ、感じること」, 日本女子大学 建築設計III 特別講義(篠原聡子先生), 2021年1月
    • 井庭 崇, 「未来をつくる言葉:パターン・ランゲージ / フューチャー・ランゲージ」, 全国青年印刷人協議会 第34回全国協議会, 2021年2月
    • 井庭 崇, 阿部 有里, 「深い創造の原理とパターン・ランゲージ」, ビジネスモデルオリンピア2021「イノベーションに宿ることば」, 2021年2月
    • 井庭 崇, 「人と自然が共繁栄していく創造社会:中空,混沌,無から立ち現れるもの」, Ecological Memes Forum 2021「あわいから生まれてくるもの 〜人と人ならざるものの交わり〜」
    • 井庭崇研究室, 「ナチュラルにクリエイティブに生きる社会へのシフト」, SFC Open Research Forum, 2021年3月
    • OPEN EXPERIMENTS #6「妄想から生まれるリアリティ」(井庭 崇・市原 えつこ・熊坂 賢次・斉藤 賢爾), SFC Open Research Forum, 2021年3月【映像アーカイブ
    • 井庭 崇, 「オンライン授業ならではのつくり方:新しい学びの場づくりのヒント」, 高知大学医学部「エキスパートに学ぶ会2021」特別講演, 2021年3月
    • 井庭 崇, 井庭崇研究室, 「最高のオンライン授業のつくり方」オンライン・セミナー」, 2021年3月
    • 井庭 崇, 「パターン・ランゲージとは何か(井庭崇レクチャー)」 2021年3月
    • 井庭 崇, 「創造のシャーマン:作家、詩人、作曲家の発言と、クリストファー・アレグザンダーの思想、および老荘思想についての井筒俊彦の読み解きを手がかりとして」, Ecological Memes 2021 AWAI gathering, 2021年4月
    • 井庭 崇, 「未来をつくる」, 神奈川県立多摩高校フレッシャーズキャンプ2021(生徒向け), 2021年4月
      実施レポート
    • 井庭 崇,「研究指導のデザイン(井庭研の場合):創造社会の学びと教育」, 神奈川県立多摩高校(教員向け), 2021年4月
    • 新井 宏征, 井庭 崇, 『実践 シナリオ・プランニング』出版記念対談【×創造】, 2021年6月
    • 井庭 崇, 「創造社会の実現にむけて 実践の叡智を創造し共有するパターン・ランゲージ:ナチュラルにクリエイティブに生きる創造社会の実現」, 価値創造イネーブルメント実践研究カンファレンス Vol.1, 2021年7月
    • 井庭 崇,「最高のオンライン授業のつくり方」, 第69回九州地区大学教育研究協議会, 2021年9月
    • 塚越 暁, 井庭 崇, 「原っぱ大学におけるパターンランゲージの生成とジェネレーターのあり方研究」, We are Generators わかるプログラム ジェネレーター研究講座, 一般社団法人みつかる+わかる, 2021年10月
    • 井庭 崇, 「「Life with Reading」「本の楽しみかたカード」活用ワークショップ:もっと子どもたちに読書の楽しさを伝えたい」, 図書館総合展, 2021年11月 【映像アーカイブ
    • 井庭 崇, 「未来の兆し:創造社会ヴィジョン」, 建築T社, 2021年11月
    • 井庭 崇, 「自然な深い創造:パターン・ランゲージの思想と方法」, 第3期 風越コラボ, 軽井沢風越学園, 2021年12月


    【インターネット・ラジオ等】

    • 土井 英司, 井庭 崇, 「創造性を高める秘訣を学者と考える。」, Clubhouse企画, 2021年4月
    • 井庭 崇, 「創造と自然のリズムの関係性」, Blue Moment Vol.13, 2021年6月 【音声アーカイブ


    【記事】

    • 井庭 崇, 新田 莉生, 「[大学インタビュー]どんな分野でも必要不可欠:思考力は研究のエンジンだ!」, 『GPS-Academic 思考力トレーニングBOOK2 活用編』, Benesse, 2021年4月
    • 「「最高のオンライン授業のつくり方」とは? 離れた世界をつなぐコツ【慶應義塾大学 井庭崇教授によるパターン・ランゲージ】」(「最高のオンライン授業のつくり方」オンライン・セミナー レポート【前編】), EdTechZine(エドテックジン), 2021年9月 【記事
    • 「新しい学びのかたちと学生の居場所をつくり、最高のオンライン授業を!【慶應義塾大学 井庭崇教授によるパターン・ランゲージ】」(「最高のオンライン授業のつくり方」オンライン・セミナー レポート【後編】), 2021年9月 【記事
    • 「注目の書 著者は語る『コロナの時代の暮らしのヒント』井庭 崇」, Real Partner, 2021年度9月号 【記事
    • 「創造と独創は別もの 親の「三大NGワード」とは?」, 日経xwoman, 2021年12月 【記事


    【授業対談】

    • 宇野 常寛, 井庭 崇, 「情報社会の次をつくる」, 創造社会論2021, 2021年10月
    • 竹田 青嗣, 井庭 崇, 「本質を捉える方法」, 創造社会論2021, 2021年10月
    • 市原 えつこ, 市川 力, 井庭 崇, 「妄想と創造」, 創造社会論2021, 2021年10
    • 松坂 愛友美, たいら 由以子, 井庭 崇, 「土をつくる」, 創造社会論2021, 2021年10月
    • 小林 泰紘, 山本 郁也, 井庭 崇, 「生態系的世界観」, 創造社会論2021, 2021年10月
    • 西 研, 井庭 崇, 「共通了解を目指す対話」, 創造社会論2021, 2021年11月
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    2020年を振り返る:成果発表・活動等一覧

    2020年は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で、暮らしが大きく変わった。大学の授業が完全オンライン開講となり、子どもたちも春は学校に行かずに家にいた。国際学会は現地開催ができなくなり、すべてオンラインで実施、講演などもすべてオンラインでの実施となった。みんなで、オンラインで何ができるのか・どこまでできるのかに挑戦している感じで、それはそれで2020年代の始まりとしては意味があることであったと感じている。

    日々の仕事は、昨年までのサバティカルのように、ほぼ家にいて仕事をするというスタイル。それ自体は僕には合うので悪くはない。しかし、これまで通りの生活とは大きく異なるため、それに合わせた家事・子育てのウェイトが増えた。

    そんななか、いま自分の専門からできることはないかと考え、『コロナの時代の暮らしのヒント』を書き下ろして出版した。僕のなかでは、これほどまで、思い立ってから出版までの時間が短い本は珍しい。また、この本は、いろいろなパターン・ランゲージのパターンを紹介しつつ、我が家の具体例を紹介するというエッセイのような本になっていて、こういう本を書くのも初めてだ。思いがけない経験となった。

    来年も、コロナが明けるのかは不透明であるが(変異種なども出てきており、さらに深刻化する可能性も大きい)、そのときどきの状況に合わせて柔軟にスタイルを変えていきながら、人生における重要な一歩一歩を進んでいきたい。

    今年の成果の一覧をつくってみると、やはり、例年よりも発表や登壇がかなり少なかったんだなぁ、と思う。国際学会がオンライン開催となり、いつものような学会経験ができないということで、井庭研メンバーが今年出そうという積極的な雰囲気にならなかったことが大きい。僕もあまり積極的には誘わなかった。

    しかし、今年らしいこともある。今年は、オンライン授業を初めてやりながら、オンライン授業の研究をする(オンライン授業のパターン・ランゲージをつくる)というような探究・仕事の仕方をしてきた。それらの成果の多くは、まだ今年はパブリッシュできていないが、来年順次公開していきたいと思っている。

    井庭研の研究も面白いものがどんどんできつつあるし、僕自身の研究も深まってきてよい感じだ。来年もさらに深めて、しっかり書いて、本や論文として出していきたい。


    【書籍】

    今年、書籍を1冊書き下ろして出版しました。また、僕のインタビューが掲載された本が出ました。

  • 『コロナの時代の暮らしのヒント』(井庭 崇, 晶文社, 2020年9月)
  • 『教育の未来をつくるスクールリーダーへ』(『教職研修』編集部 編, 教育開発研究所, 2020年1月) ※5章 未来をつくる子どもたちの力と学び


    【学会基調講演】

  • Takashi Iba, "Support for Living Better Throughout the COVID-19 Situation with Pattern Languages: An Attempt at Pattern Translation to Another Domain and Pattern Language Remix," 9th Asian Conference on Pattern Languages of Programs (AsianPLoP 2020), Sep, 2020
  • 井庭 崇, 「クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育」, 2020年度「台湾日本語教育研究」国際シンポジウム, 2020年11月


    【学会発表】

    今年は、国際学会論文(英語)を10本、発表しました。*
    *以下のリストに、1本情報が抜けていたので、追記しました。

  • Takashi Iba, Miho Masai, Yuuri Abe, Yuji Kosaka, "Patterns for Building Customer Relationships in a Pattern Language for Value-Creation Marketing", Proceedings of 24th European Conference on Pattern Language ofPrograms, July, 2020
  • Konomi Munakata, Takashi Iba, "Wholeness Egg II: A Design Technique Applied in Everyday Life", Proceedings of 24th European Conference on Pattern Language ofPrograms, July, 2020
  • Haruka Iba, Takashi Iba, "Patterns for Gaining Language as Native Speakers Do: A Pattern Language for Improving Foreign Language Skills when Studying Abroad, Part 2", Proceedings of 24th European Conference on Pattern Language of Programs, July, 2020
  • Yumiko Shimokawa, Natsuki Takahashi, Misaki Yamakage, Takashi Iba, "28 Important Knacks to Improve Patterns", Proceedings of 24th European Conference on Pattern Language ofPrograms, July, 2020
  • Misaki Yamakage, Sakie Namiki, Sawami Shibata, Kiyoka Hayashi, Takashi Iba and Mitsuhiro Yamazaki, "A Pattern Language for Creating a City with Natural, Local and Creative Elements Learned from Portland, Oregon", PUARL + Building Beauty Conference 2020, September, 2020
  • Takashi Iba, Miho Masai, Yuuri Abe, Yuji Kosaka, "Patterns for Motivating Customers in a Pattern Language for Value-Creation Marketing", HILLSIDE Proceedings of Asian Conference on Pattern Language of Programs, October 2020
  • Miwane Umewaka, Ryohei Suzuki, Keibun Nakagawa, Takashi Iba, "Omotenashi Design Patterns: A Pattern Language for Creative Hospitality", HILLSIDE Proceedings of Asian Conference on Pattern Language of Programs, October 2020
  • Chiaki Sano, Yuki Kawabe, Rioja Kuroda, Takashi Iba, "Taste Language for Taste Centered Cooking: 14 patterns for Japanese soup stock," HILLSIDE Proceedings of Asian Conference on Pattern Language of Programs, Sep, 2020
  • Takashi Iba, "Support for Living Better throughout the COVID-19 Situation using Pattern Languages: An Attempt at Pattern Language Remix and Domain Translation", HILLSIDE Proceedings of Conference on Pattern Language of Programs 27, October 2020
  • Takashi Iba, Miho Masai, Yuuri Abe, Yuji Kosaka, "Patterns for Learning Through Practice: in a Pattern Language for Affective-Science-based Marketing", HILLSIDE Proceedings of Conference on Pattern Language of Programs 27, October 2020


    【講演・鼎談】

    講演・対談・鼎談は、オンライン19本、スタジオから配信2本、リアル1本行いました。

  • 前野 隆司, 井庭 崇, 岩田 華林, 「幸福学 × パターン・ランゲージ:創造社会におけるこれからの幸せな生き方」, shiawase 2020, 2020年3月
  • 井庭 崇, 原尻 淳一, 対談「Learning by creating:集めて、育てて、日常知をつくりだす」, みつかる+わかる 面白ゼミ第2回 わかる知性編, 一般社団法人みつかる+わかる, オンライン, 2020年5月
  • 井庭 崇, 三浦 英雄, 塚越 暁, 伊東 優, 原尻 淳一, 川井 拓也, 市川 力, 「つくるお父さん大集合 つくる=みつかる+わかるで面白人生」, みつかる・わかる面白ゼミ(父の日スペシャル), 一般社団法人みつかる+わかる, オンライン, 2020年6月
  • 井庭 崇, 新井 宏征, 「創造社会における学び」, VUCA labo #004, オンライン, 2020年7月
  • 井庭 崇, 市川 力, 原尻淳一, 「ジェネレーターとジェネレーターシップ」, 一般社団法人みつかる+わかる, みつかる+わかる夏の集中面白ゼミ ジェネレーターシップをイチから考える 第1回, オンライン, 2020年8月
  • 井庭 崇, 市川 力, 原尻淳一, 「ジェネレーターシップを発揮するあり方」, 一般社団法人みつかる+わかる, みつかる+わかる夏の集中面白ゼミ ジェネレーターシップをイチから考える 第2回, オンライン, 2020年8月
  • 井庭 崇, 石黒 和己, 「『複雑系』から学ぶ」, TANKENラボ #1, 探究総合研究所(TANKEN), オンライン, 2020年8月
  • 井庭 崇, 市川 力, 原尻淳一, 「ジェネレーターシップが育つ場」, みつかる+わかる夏の集中面白ゼミ ジェネレーターシップをイチから考える 第3回, 一般社団法人みつかる+わかる, オンライン, 2020年9月
  • 井庭 崇, 「パターン・ランゲージとは何か(井庭崇レクチャー)」, クリエイティブシフト, オンライン, 2020年9月
  • 井庭 崇, 「魅力的なオンライン授業づくりの工夫・コツを語るオンラインセミナー」, クリエイティブシフト, オンライン, 2020年9月
  • 安西洋之,市川文子, 井庭崇, 鼎談「未来をつくる意味の編集・デザイン」, 創造社会論2020, 2020年10月
  • 小泉寛明, 山崎満広, 井庭崇, 鼎談「ナチュラル × ローカル × クリエイティブなまち・コミュニティをつくる」, 創造社会論2020, 2020年10月
  • 前田隆行, 若野達也, 小島希世子, 井庭崇, 鼎談「働く喜び・生きがいを育む」, 創造社会論2020, 2020年10月
  • 上田信行, 塚越暁, 井庭崇, 鼎談「楽しさと面白さの体験をつくる」, 創造社会論2020, 2020年10月
  • 三田愛, 五井野太志, 山田貴子, 井庭崇, 鼎談「自然のなかで自然に生きる」, 創造社会論2020, 2020年10月
  • 鞍田崇, 渡邉康太郎, 井庭崇, 鼎談「いとおしさのデザイン」, 創造社会論2020, 2020年11月
  • 井庭 崇, 「慶応SFCの特徴と魅力」, 神奈川県立多摩高校, 2020年11月
  • 井庭 崇, 「テレワークスタイルのつくりかた」, 金融庁 昼休み講演会, オンライン, 2020年11月
  • 井庭 崇, 宇野常寛, 「コロナの時代の暮らしのヒント」, 遅いインターネット会議, 2020年11月
  • 井庭 崇, 「『クリエイティブ・ラーニング』読書会」, 苫野一徳オンラインゼミ」, オンライン, 2020年11月
  • 井庭 崇, 「ポートランドから学ぶ ナチュラルでローカルでクリエイティブなまちのつくり方のパターンランゲージ 」, ローカル都市経営学講座第3回, オンライン, 2020年12月
  • 井庭 崇, 「Lifeの本質、深い創造、クリエイティブ・ラーニング」, 風越コラボ(第二期), オンライン, 2020年12月


    【リリースしたパターン・ランゲージ】

  • 「テレワークスタイルのつくりかた:テレワーク時代の働き方をデザインするためのパターン・ランゲージ」(クリエイティブシフト)

    【メディア掲載】

    後日追記します。
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    これからの図書館・書店の攻め方・魅せ方を実践してみる!11/22-23@六本木

    今週11/22(金)・23(土・祝)に六本木で開催される SFC Open Research Forum (ORF2019) の井庭研ブースでは、「クリエイティブ・ラーニング図書館」ということで、僕らが考えるこれからの創造的な時代における図書館・書店の攻め方・魅せ方を実践してみます。

    このクリエイティブ・ラーニング図書館では、創造社会と創造的な学びに関係する書籍を集めたライブラリなのですが、一般的な図書分類で言うと、あちこちに分散してしまう本たちを、創造的な「未来のかけら」を感じられるものとして、集めて棚をつくっています。この棚づくり自体が、新しいコンセプトでつくられた図書館・書店の未来像を予感させるものになると思います。

    このような「独自に攻めた棚のつくり方」「本の魅せ方」こそが、これからの図書館・書店には必要ではないか、という僕らなりの問題提起を込めた企画なのです。先日の図書館総合展の講演でも語りましたが、図書館や書店が、既存の(過去の)図書分類やコードに囚われていては、魅力的な場にはなれないと僕は考えています。

    確かに一つの分類基準に従っていれば、効率的に探すことができるし、自分で考えて分類する労力もなくて済みます。しかし、そういう「わかりやすく効率的」にとどまっている限り、図書館や書店という場は、過去のストックを置いている場ということになってしまってうのではないか(分類管理・検索はコンピュータでできますから、もはや棚でそれをやる必要はありません)。

    司書さんも書店員さんも、もっと自分たちの感覚で未来を取り入れ、攻める棚・魅せ方をつくるべきではないか。そうすれば、図書館や書店がもっとクリエイティビティを刺激するワクワクする空間になれると思うのです。

    そのような思いを体現した企画が、今回の「クリエイティブ・ラーニング図書館」です。その未来像を自分たちでプロトタイプ・実験としてやってみよう、というわけです。

    さらに、今回置く本には、どういう意味でこの本が重要なのかを井庭研メンバーが書いたオリジナルの「帯」をつけてあります。店員のおすすめPOPの帯版です。そして、実は、帯の半分は井庭研メンバーのおすすめコメントが書いてありますが、残りの半分は白紙になっていて、そこには、来場者がその本の良さについて書き込めるようになっています。

    ただ本を探して読むだけでなく、参加し、書き加えることができる本の場所です。また、本だけでなく、創造実践を支援するパターン・カードも棚に置きます。

    これからの図書館・書店は、調べたり知識伝達する場ではなく、創造性を誘発し、創造的な活動を支援する場になる。そのために、棚のつくり方・置くものはこういうふうにすべきではないか。この、僕らが考える未来の図書館・書店のあるべき姿を、ぜひ見て体験しに来てください。

    SFC Open Research Forum (ORF2019)
    東京ミッドタウン・イーストB1F ホールA
    展示ブース No.E01:井庭崇研究室
    https://orf.sfc.keio.ac.jp/2019/exhibition/e01/

    Creative Learning Library

    Original Book Belt

    Creative Society
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    CDGs(Creative Development Goals)をみんなでつくる!11/22-23@六本木

    今週11/22(金)・23(土・祝)に六本木で開催される SFC Open Research Forum (ORF2019) の井庭研ブースでは、いま巷で話題になっている「SDGs(Sustainable Development Goals)」を超えて、これからの創造的な時代に向けての開発目標「CDGs(Creative Development Goals)」をみんなでつくってみよう、という企画を実施します。


    CDGs


    今年のORFの全体テーマが「Beyond SDGs - SDGsの次の社会」なのですが、それに僕らなりに直球で応える企画だと言えます。今年僕らは、展示会場のエントランスの目の前の一等地でやらせていただくことになりました(ちなみに、お隣は、日頃SDGsを推進していて、今回実行委員長でもある蟹江さんの研究会のブースです、よろしくお願いします)。

    世界中のみんなで目指すべきことは、Sustainableはもちろんですが、それだけでなく、Creativeということも考えるべきではないか。かつてミヒャエル・エンデは、「創造的であるというのは、要するに、人間的であるということにほかならない」と述べました。「創造的である」ということは、一部の特殊な職種の人に限った話ではなく、この世界にいるすべての人の話なのです。

    一人ひとりの日常的な自然な創造性(Natural Creativity) について、AI(Artificial Intelligence)の時代だからこそ、考えてみたい。そんな思いから、Creativeな未来に向けての17の開発目標CDGsを、2日間来場者とともにつくっていきます。


    SFC Open Research Forum (ORF2019)
    2019年11月22日(金)・23日(土・祝)
    東京ミッドタウン・イーストB1F ホールA
    展示ブース No.E01:井庭崇研究室
    https://orf.sfc.keio.ac.jp/2019/exhibition/e01/
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    一時帰国して、魅力的なイベントに登壇しまくります(2018年11月)

    今年夏から来年夏までの1年間、サバティカル(在外研究期間)で米国オレゴン州ポートランドで研究・執筆の日々を送っていますが、11月中下旬に1週間、一時帰国して、イベントに登壇しまくります。来年秋までもうイベント登壇の予定はありませんので、興味がある方は、ぜひお越しください(どれも参加無料です)。




    11月19日(月)19:00〜21:30@LEAGUE有楽町(東京交通会館6F)
    「これからの学びと教育:クリエイティブ・ラーニングをめぐる対話 〜 ジェネレーターとパターン・ランゲージの可能性」
    井庭 崇(慶應義塾大学総合政策学部 教授)
    秋田 喜代美(東京大学大学院教育学研究科 教授, 発達保育実践政策学センター長)
    市川 力(探研移動小学校 主宰)
    *要事前予約
    https://peatix.com/event/568966/view




    11月20日(火)19:00~21:00 @ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社(六本木1丁目)
    「Creative Learning × Generator ~新しい学びのカタチを考える~」
    井庭 崇(慶應義塾大学総合政策学部 教授)
    市川 力(探研移動小学校 主宰)
    https://www.facebook.com/events/757614861240634/
    *満員御礼 受付終了しました




    11月22日(木)・23日(金・祝) @東京ミッドタウン・イーストB1F(E28ブース)
    ORF2018ブース「フューチャー・アイデア・マイニング:創造実践を支えるパターン・ランゲージの新テーマ募集!」
    https://goo.gl/22XBLC
    *井庭研企画です。22日は比較的ブース周辺にいる予定です。



    11月23日(金・祝) 13:00〜14:30 @東京ミッドタウン・タワー4F カンファレンス
    ORF2018「<花王株式会社スポンサーセッション>子育てしながら自分らしく働く:パターンランゲージ『日々の世界のつくり方』、『家族を育むスタイル・ランゲージ』の活用報告会」
    井庭 崇(慶應義塾大学総合政策学部 教授)
    森 祐美子(特定非営利活動法人こまちぷらす理事長)
    阪口 千春(おかあさんとキャリア支援事務局)
    田中 智穂(おかあさんとキャリア支援事務局)
    宮川 聖子(花王株式会社生活者研究部部長)
    https://goo.gl/XbdHar



    11月23日(金・祝) 15:30〜17:00 @東京ミッドタウン・タワー4F カンファレンス
    ORF2018「<株式会社ベネッセコーポレーションスポンサーセッション> 探究PLカード – 創造的な探究のためのパターン・ランゲージ: 探究学習の振り返りを通して、深い学びを促進する」
    井庭 崇(慶應義塾大学総合政策学部 教授)
    田村 学(國學院大學人間開発学部初等教育学科 教授)
    山下 雄生((株)ベネッセコーポレーション コンテンツ編集部 育成教材企画課)
    https://goo.gl/1eBrpR



    11月23日(金・祝) 18:00〜19:30 @東京ミッドタウン・タワー4F カンファレンス
    ORF2018「クリエイティブ・ラーニング:次の(次の)社会に向けた創造的な学びと教育」
    井庭 崇(慶應義塾大学 総合政策学部 教授)
    鈴木 寛(慶應義塾大学 政策メディア研究科 教授, 文部科学大臣補佐官)
    石戸 奈々子(慶應義塾大学 メディアデザイン研究科 教授)
    市川 力(探研移動小学校 主宰)
    https://goo.gl/T8kTTT

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    イベント情報!パターン・ランゲージ ORF2016 - 11月18日(金)・19日(土)

    慶應義塾大学SFCの研究発表フォーラム ORF2016(Open Research Forum 2016)が、2016年11月18日(金)・19日(土)に六本木(東京ミッドタウン)で開催されます。

    僕や井庭研に関する情報は、以下の通りです。
    魅力的で刺激的なワークショップ・ブースやセッションです。
    ぜひお越しください!!!


    今年の井庭研ブースでは、いろんなパターン・ランゲージの使い方を体験していただけます。

    ■11月18日(金)・19日(土)
    ブース「ライトニング・ワークショップ:パターン・ランゲージ活用100連発」(井庭崇研究室)
    東京ミッドタウン・イーストB1Fホール WS03
    http://orf.sfc.keio.ac.jp/2016/workshop/w03/


    セッションでは、最先端の話題を実践者のみなさんとご紹介します。

    ■11月19日(土)12:00〜13:30
    セッション「“子育てをしながら心豊かに働く”ためのヒント:パターン・ランゲージによる対話と発想」
    東京ミッドタウン・タワー4Fカンファレンス Room 7
    http://orf.sfc.keio.ac.jp/2016/session/ss-05/
    関根 牧子(花王株式会社)
    小村 晃雅(富士ゼロックス株式会社)
    森 祐美子(NPO法人こまちぷらす)
    井庭 崇(慶應義塾大学)
    +花王株式会社・井庭研究室プロジェクトメンバー


    ■11月19日(土)16:30〜18:00
    セッション「個人のコツを組織の力に: パターン・ランゲージ3.0のビジネス活用最新事例」
    東京ミッドタウン・タワー4Fカンファレンス Room 9
    http://orf.sfc.keio.ac.jp/2016/session/s-20/
    池田 拓司(クックパッド株式会社)
    岩波 純生(大日本印刷株式会社)
    宇都宮 嘉宏(株式会社ベネッセコーポレーション)
    笠井 崇(株式会社ビジネスコンサルタント)
    猿渡 敬志(花王株式会社)
    中川 敬文(UDS株式会社)
    井庭 崇(慶應義塾大学)


    ■11月19日(土)18:30〜20:00
    セッション「主体性と創造性を引き出す教育改革: パターン・ランゲージによるアクティブ・ラーニング先進事例」
    東京ミッドタウン・タワー4Fカンファレンス Room 9
    http://orf.sfc.keio.ac.jp/2016/session/s-22/
    鈴木 寛(慶應義塾大学/文部科学大臣補佐官)
    金井 達亮(かえつ有明中学・高等学校)
    伊藤 大輔(宝仙学園中学・高等学校)
    米澤 貴史(宝仙学園中学・高等学校)
    束原 和郎(桐朋小学校)
    井庭 崇(慶應義塾大学)


    ORF2016は、事前登録不要・入場無料です。SFCの最先端の研究が一覧できる大イベントです。詳しくは、 http://orf.sfc.keio.ac.jp/2016/ をご覧ください。


    ORF_IbaLab.png
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    特別講演「パターン・ランゲージとは何か」(Joseph Yoder氏)- 10/4(火)夜@銀座

    【緊急告知】10月4日(火)夜@銀座にて開催!

    個々人の中にとどまり、人と共有することが難しいとされてきた「うまくいくコツ」。それを引き出し、言語化することで他者との共用を図る新しい手法として、パターン・ランゲージ3.0がビジネスでも注目されはじめています。

    そのパターン・ランゲージの世界的権威のおひとり、Joseph Yoder氏が来日し、急遽、一般向けの講演を行ってくださることとなりました。

    Joseph Yoder氏はパターン・ランゲージ研究・実践を促進する国際組織 The Hillside Groupの代表理事であり、長い期間この分野の研究・実践に携わってこられました。今回は、「パターン・ランゲージとは何か」というタイトルで、講演をしていただきます。講演は逐次日本語訳がございます。

    また、後半には、コラボレーションの秘訣をまとめた「コラボレーション・パターン」を用いたワークショップで、パターン・ランゲージによる対話の効果を体験いただけます。

    初心者にもわかりやすく、すでにご理解のある方にも新しい学びのある内容ですので、ぜひふるってご参加ください。


    特別講演「パターン・ランゲージとは何か」+ミニワークショップ(Joseph Yoder + 井庭 崇)
    日時:10月4日(火)19:30-21:30
    場所:LEAGUE(銀座駅より徒歩5分/東銀座駅より徒歩2分)
    http://league-ginza.com/access

    内容:
     Joseph Yoder氏 特別講演 "What is Pattern Language"
     井庭 崇 コラボレーション・パターン・ワークショップ

    定員:35名
    参加費:無料

    *コラボレーション・パターン・ワークショップでは、Yoder氏にもご参加いただく英語テーブルも設ける予定です。


    急な日程ではございますが、ご都合がつきましたら、ぜひご参加ください。

    【ご参加方法】
    contact [at] ml.creativeshift.co.jp へ以下の情報をお知らせください( [at] を@に変えて送信ください)。

     ・所属(社名・部署名)
     ・氏名


    LEAGUE_Oct4th_TalkWS_Image440.jpg
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    Information Session of Iba Lab B (GIGA) : July 14th, 2016

    We'll hold Information Session of Iba Lab B (GIGA), in 3rd period, July 14th, at i411 lab room (If you have a class on 3rd period, come to k12 classroom on 5th period, where we’ll have a session of Iba Lab A).

    See also the syllabus of Iba Lab B (GIGA): http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/sb/log/eid503.html


    Iba Lab B (GIGA)
    Creative Society Lab: Exploring Creativity, Collaboration, and Pattern Languages

    [Designing new ways of living, enhancing the quality of everyday life, and promoting creative ways of learning]
    (Thursday 3rd period, 2016 Fall semester)

    InfoSession_2016f_IbaLabB_440.jpg
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    6/30(木)井庭研A説明会(2016年秋学期 新規希望者向け)を行います!

    2016年6月30日(木)6限に井庭研説明会を行います。

    井庭研ではどんなことをやっているのか?
    どんなふうに普段活動しているのか?
    現役メンバーからみて井庭研ってどんな感じ?
    などなど、僕と現役メンバーが語ります。

    みんなの興味・関心が井庭研でやっていることとどのように関係しそうかも、一緒に考えましょう!

    今年秋学期の新規履修希望者向けの説明会です。

    7月7日に研究会シラバスが公開され、エントリーが開始し、
    井庭研のエントリー〆切は、7月中旬です。
    説明会では、エントリーの課題についてお話しするので、準備の時間が長くとれます。

    ちょっとでも興味がある人や、研究会についてまだよくわからないけど知りたいという人は、ぜひ来てみてください。

    なお、この説明会の前の4・5限は、いつも通り研究会をやっているので、聴講・見学したい人は、どうぞ。歓迎します。

    井庭研A 説明会
    Creative Media Studio: 創造社会をつくるチェンジ・メイカーになる
    日時:6月30日(木)6限
    場所:κ12教室

    問い合わせ: ilab-entry [at] sfc.keio.ac.jp

    IbaLabA2016s_Info1_Poster440.jpg
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