井庭崇のConcept Walk

新しい視点・新しい方法をつくる思索の旅

<< July 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

「いきいきと美しく生きる」ためのパターン・ランゲージ、ORFで公開・配布!

「いきいきと美しく生きる」ためのパターン・ランゲージ『ジェネレイティブ・ビューティー・パターン』Generative Beauty Patterns, 通称 ジェネパタ)が完成しました!

GBPcover.jpgGenerative Beauty Patternsは、自分らしく「いきいきと美しく生きる」ためのパターン・ランゲージです。"generative"(生成的)というのは、日々、自分で自分の「いきいきと美しく生きる」生き方をつくっていく、という意味です。

今回まとめた冊子には、48個のパターンが収録されています。各パターンには、「いきいきと美しく生きる」ことについて考えること・実現することを支援するヒントが書かれています。大切なのは、ここに書かれているのが「いきいきと美しく生きる」ための直接的で具体的な「答え」なのではなく、読む人ごとにその人らしさを踏まえながら、自分なりの「いきいきと美しく生きる」やり方を考え・実践する支援のメディアだということです。

このパターン・ランゲージを活用することにより、一人ひとりが「いきいきと美しく生きる」ために大切だけれど日頃忘れがちなことを思い出したり、自分にはなかった発想を得たりする機会となります。また、「いきいきと美しく生きる」ことについて、会話(コミュニケーション)にもつながるはずです。


Generative Beauty Patternsでは、48個の「いきいきと美しく生きる」パターンが、9つのグループに分けられています。グループ名には、そこにあるパターンを象徴するメタファーで、花、竹、土、虹、水、海、星、月、陽と呼んでいます。

allimages.jpg

9つのグループは、
 美しさを育むための「花」「竹」「土」、
 いきいきとした気持ちやパワーを生み出す「虹」「水」「海」、
 より豊かで深みがある人生を実現するための「星」「月」「陽」、
というように、より大きな3つににまとまっています。


『Generative Beauty Patterns』の冊子は、カラー128ページで、井庭研のパターン・ランゲージとしては初めて写真でビジュアル表現をしているパターン・カタログです。

sample36.jpg

sample29.jpg



この『Generative Beauty Patterns』の冊子を、2012年11月22日(木)・23日(金・祝)に、六本木の東京ミッドタウンで行われる 「SFC オープン・リサーチ・フォーラム」(ORF)展示ブースで配布します! 配布場所は、展示D25 「いきいきと美しくなるためのランゲージ - Generative Beauty Patterns」(Generative Beauty Project)です(先着3,000名)。ぜひお越しください!

SFC Open Research Forum 2012
SFC オープン・リサーチ・フォーラム2012(ORF2012)


orf.jpg

【開催日時】2012年11月22日(木)~23日(金・祝)
【開催時間】 10:00~19:30(ただし、23日のみホールは18:00閉場)
【開催場所】 東京ミッドタウン ホール&カンファレンス
       入場料無料/事前登録不要
【主催】 慶應義塾大学SFC研究所
【ホームページ】http://orf.sfc.keio.ac.jp/

展示D25 「いきいきと美しくなるためのランゲージ - Generative Beauty Patterns」(Generative Beauty Project)



なお、2012年11月16日(金)に、本プロジェクトの成果について、慶應義塾大学SFC研究所とカネボウ化粧品の共同でプレスリリースを行いました。

慶應義塾大学とカネボウ化粧品の共同プロジェクトにより “いきいきと美しく生きる”ためのパターン・ランゲージを制作

慶應義塾大学 SFC研究所 井庭崇研究室とカネボウ化粧品 価値創成研究所は、共同プロジェクトとして、女性が「いきいきと美しく生きる」ためのパターン・ランゲージ「Generative Beauty Patterns」を制作しました。これは、経験知を言語化・体系化したもので、あらゆる女性が「いきいきと美しく生きる」ことを促すための、まったく新しいタイプの支援ツールです。

プロジェクトチームは、11月22日・23日に六本木の東京ミッドタウンで開催される「慶應義塾大学 SFC オープン・リサーチ・フォーラム」でこのパターン・ランゲージを収録した冊子を配布するとともに、 今後、パターン・ランゲージを用いたコミュニティの活性化に取り 組みます。カネボウ化粧品は、本プロジェクトを通じ、より多くの 女性が美に対する発想を広げ、自分らしく「いきいきと美しく生き る」ことを支援していきます。

GBP.jpg


プレスリリース内容については、以下のプレスリリース本文をご覧ください。

「慶應義塾大学とカネボウ化粧品の共同プロジェクトにより “いきいきと美しく生きる”ためのパターン・ランゲージを制作」(PDF)


なお、Generative Beauty Patternsの今後については、ホームページ http://www.generativebeauty.jp/ で随時お知らせしていく予定です。

homepage420.jpg
パターン・ランゲージ | - | -

『コラボレーション・パターン』完成! 冊子をORF2012で配布します!

創造的コラボレーションのためのパターン・ランゲージ『コラボレーション・パターン』(Collaboration Patterns, 通称 コラパタ)が完成しました!

collabcover210.jpg
この『コラボレーション・パターン』は、「創造的コラボレーション」の秘訣を言語化したものです。

創造的コラボレーションでは、メンバーが高め合い成長しながら、個人には還元できないチームレベルの「創発的な勢い」に乗り、世界を変えるような成果を生み出します。

そのような創造的コラボレーションを実現するための視点や方法をまとめたものが、コラボレーション・パターンです。


今回制作した『コラボレーション・パターン』の冊子には、34個のパターンが収録されています。これらのパターンは大きく分けて、「チーム」、「創造」、「成果」に関するパターンというように、3つのまとまりに分かれて掲載されています。

collabstructures.jpg


この『コラボレーション・パターン』は、井庭研のパターン・ランゲージ3部作のなかで、『ラーニング・パターン』や『プレゼンテーション・パターン』に続く最後のパターン・ランゲージ。これまで同様、大好評のかわいいイラストも健在です。

cp_example.jpg



今回完成した『コラボレーション・パターン』の冊子は、2012年11月22日(木)・23日(金・祝)に六本木の東京ミッドタウンで行われる「SFC オープン・リサーチ・フォーラム」(ORF)で配布します。配布場所は、展示D24 「創造社会を支えるパターン・ランゲージ」(井庭崇研究室)です。

ぜひ、コラボレーションの秘訣が詰まった『コラボレーション・パターン』の冊子を手にとってご覧ください。お待ちしています!

SFC Open Research Forum 2012
SFC オープン・リサーチ・フォーラム2012(ORF2012)


orf.jpg

【開催日時】2012年11月22日(木)~23日(金・祝)
【開催時間】 10:00~19:30(ただし、23日のみホールは18:00閉場)
【開催場所】 東京ミッドタウン ホール&カンファレンス
       入場料無料/事前登録不要
【主催】 慶應義塾大学SFC研究所
【ホームページ】http://orf.sfc.keio.ac.jp/

展示D24 「創造社会を支えるパターン・ランゲージ」(井庭崇研究室)


なお、昨年の『プレゼンテーション・パターン』の配布は、1日目の途中で用意していた冊子がすべて無くなってしまったので、今年はもっと多く刷りました。

『コラボレーション・パターン』の冊子は、先着2,000名の方にお渡しできます。
お楽しみに!
コラボレーション・パターン | - | -

井庭研 2012年春学期 研究発表会のご案内(学内向け)

今週末、7月28日(土)に、井庭研の2012年春学期 研究発表会を開催します。

今回は、パターン・ランゲージや創造社会研究など研究が中心です。恒例になりつつある、僕の基調講演もあります。

SFC学内の方(学生・教職員・研究員等)で、興味がある方はぜひいらしてください。事前登録は必要ないので、当日、会場へお越しください。


なお、今回は年度途中の発表のため、参加者を学内関係者&井庭研関係者に限らせていただきます。秋学期末の最終発表会は一般公開する予定ですので、ご了承ください。


井庭研 2012年春学期 研究発表会
2012年7月28日(土)
SFC大学院棟 τ11教室


9:40 開場

10:00-10:05 開会式

10:05-10:30 井庭先生基調講演

10:30-11:30【つながりの分析】
・「ツイッターとの向き合い方:“ふぁぼる”ことを考える」(堂垂 真志)
・「SFC Trends:研究会シラバスから探る、SFCの在り方」(藤吉 賢)
・「ウィキペディアの記事の成長における編集者の参加と貢献」(村松 大輝)
・「創造と集積の経済学的分析モデル」(赤坂 亮太)

(休憩)

11:40-12:10 【パターン・ランゲージによる組織学習】
・「組織内における知の共有:パターン・ランゲージを用いたコミュニケーション支援」(柳尾 庸介, 山崎 光司, 木根渕 涼介, 志野 剛弥)
・「パターン・ランゲージを用いた組織学習の支援:パターン・ランゲージ作成ワークショップを通して」(柳尾 庸介)

(ランチ)

13:00-13:45 【パターン・ランゲージ制作プロジェクト】
・コラボレーション・パターン プロジェクト
・"Generative Beauty Patterns: A Pattern Language for Being lively and Beautiful"(Rinko Arao & Project Members)
・Social Entrepreneurship Patterns (Eri Shimomukai, Sumire Nakamura)

(休憩)

14:00-15:00 【自己と他者の関係性の変容】
・「自己愛のあり方:自己愛の歴史とこれから」(仁科 里志)
・「コミュニケーション能力とは何か」(田下 光)
・「ボランティアはエンターテイメントであるという概念」(青木 遊)
・「ソーシャル・キャピタリストとしてのファッションブロガー」(仲田 未佳)

(休憩)

15:10-15:55 【新しい領域でのパターン・ランゲージ】
・「問題発見のためのパターン・ランゲージ:経験者から学ぶ「問題発見」の方法」(濱田 正大)
・「キャリアデザイン・パターンによる創造的な「生き方」に向けた方法論探求」(小原 和也)
・「ネパールから学ぶ精神的豊かさのためのパターン・ランゲージ」(門谷 めぐみ)

(振り返りの対話)

16:15-16:45 閉会式
イベント・出版の告知と報告 | - | -

井庭研における論文執筆の"三種の神器"

井庭研で毎学期輪読している、論文執筆の“三種の神器”について紹介したい。

その三冊とは、『創造的論文の書き方』(伊丹敬之, 有斐閣, 2001)、『「超」文章法』(野口悠紀夫, 中公新書, 2002)、『考える技術・書く技術』(バーバラ・ミント, ダイヤモンド社, 1999)である。


1.『創造的論文の書き方』(伊丹 敬之)

book1.jpg1冊目は、『創造的論文の書き方』(伊丹敬之, 有斐閣, 2001)である。この本が素晴らしいのは、研究とは何か、テーマをどう探すか、仮説と証拠をどう育てるかというところから、論文・文章の書き方までを語ってくれているところだ。

この『創造的論文の書き方』の大きな特徴に、経営学者が書いているという点がある。この手の本で経営学者が書いているのは珍しい。スパッとは検証できない類の研究を含む経営学の分野だからこそのアドバイスは、実は僕らのような新しい分野で新しいタイプの研究に挑戦している人にとってはかなり役に立つ。

さらに、『創造的論文の書き方』にあって、他の本ではまず書かれていない内容もある。それは、「止めの打ち方」。つまり、論文の締めくくり、「おわりに」の書き方だ。「過度の一般化」(オーバー・ジェネラリゼーション)ではなく、「自分が何の一部だったのかを書く」という指摘は、とても重要だ。

というわけで、おすすめの1冊目は、『創造的論文の書き方』(伊丹敬之, 有斐閣, 2001)である。学生を指導しているなかでよく生じている問題・難しさを踏まえて書かれている感じがする。学生はもちろん、教員も、学ぶところが多いのではないだろうか。


2.『「超」文章法』(野口 悠紀夫)

book2.jpg2冊目は、『「超」文章法:伝えたいことをどう書くか』(野口悠紀夫, 中公新書, 2002)である。この本は、僕らは全部ではなく、いつも一部しか読まないのだけれども、そこにとても重要なことが書いてある。メッセージとは何か、そして、面白いか/ためになるか、という基準の話。

『「超」文章法』のp.10に書いてある、次の部分は、いつもハッとさせられる。「仕事を効率的に進めるには、書類の整理をうまく行う必要がある。」というのは、メッセージになっていないのであり、「書類は、内容別に分類するのではなく、時間順に並べるのがよい。」となってこそメッセージだ、と。

文章を書き始めるときに、メッセージが大切なのはいつもわかっているが、そのメッセージというのがつい前者のようになってしまいがちだ。しかし、アブストラクト(概要)に結論を書くのと同じように、メッセージにも中身がなければならない。そうでなければ、ただ必要性を叫ぶだけになってしまう。

そんなわけで、僕も、井庭研でも、文章を書くときはいつも、『「超」文章法』(野口悠紀夫, 中公新書, 2002)のこの部分を読んで、セルフチェックをする。


3.『考える技術・書く技術』(バーバラ・ミント)

book3.jpg3冊目は、『考える技術・書く技術』(バーバラ・ミント, ダイヤモンド社, 1999)である。この本は、ビジネスの方で有名な本だけれども、論理的な文書の書き方として参考になる。メッセージをトップにどのような論理階層・構造で書くとよいのか、ということがわかりやすく書かれている。

『考える技術・書く技術』では、まず、パラグラフ・ライティングの話を学ぶが、それ以外に、他の本にはない優れた部分は、「導入部」(Introduction、はじめに)についての部分。どのようにして、読者を本論へと導くのか、ということが書かれており、とても役立つ。

この部分を読めば、導入部(Introduction、はじめに)をどう書けばよいのかが見えてくる。よく学生に、「アブストラクト(概要)とイントロダクションが内容的に似てしまうんですが…」という相談を受けるが、これを読めば、それらはまったく違う役割・内容だということがわかるはずだ。

ということで、おすすめの3冊目は、『考える技術・書く技術:問題解決力を伸ばすピラミッド原則』(バーバラ・ミント, ダイヤモンド社, 1999)である。


以上をまとめると、「よい研究とは何か」と「論文の閉じ方」を『創造的論文の書き方』から学び、「メッセージとは何か」を『「超」文章法』から学び、「論文の全体構成」と「導入部」の書き方を『考える技術・書く技術』から学ぶ。このように3冊を読んで、論文の書き方を学ぶというのが井庭研流。

もちろん、すぐにはすべてができるようになるわけではないので、毎学期読んで、再度学びながら、書き続ける。こうやって、毎学期書くことで、徐々に身についていくのである。
井庭研だより | - | -

井庭研説明会(2012年度秋 履修希望者向け)を7月3日(火)に開催します

2012年7月3日(火)5限κ11教室にて、「井庭研説明会」(2012年度秋学期 新規履修希望者向け)を行います。井庭研に参加したいと思っている人、どんなことをやっているのか興味がある人は、ぜひ来てください!

IbaLab2012fallPoster420.jpg


● 井庭研B1「パターン・ランゲージによる実践知の言語化」【月5〜】
  • 魅力があり、想像力をかきたて、人を動かすことばを探求・作成します。今年度は「コラボレーション」のパターン・ランゲージをつくっています。新規募集は若干名。

● 井庭研B2「創造社会の理論・方法・実践研究」 【火5〜】
  • 社会学的な分析、新しいメディア構築、社会変革の実践的活動、新しいパターン・ランゲージなど、これからの創造的な社会に関する個人研究/プロジェクトに取り組みます。この秋から新しく、ドキュメンタリー映像制作、Webアプリ開発、海外展開、ワークショップ・デザイン、創造性を育む教育の研究・実践などのプロジェクトがスタートします。詳しくはシラバスをご覧ください。

なお、履修希望エントリー〆切は7月21日(土)なので、注意してください。今学期中に面接を行い、履修者の確定をします。
井庭研だより | - | -

井庭研B2シラバス(2012秋) 創造社会の理論・方法・実践研究

創造社会の理論・方法・実践研究- Exploring Theories, Methods, and Practices for the Creative Society

(2012年6月26日AM更新版)

【重要な日程】
2012年 7月3日(火):井庭研説明会(5限 @ κ11教室)
2012年 7月21日(土):エントリー〆切
2012年 7月26・27日(木・金):面接(予定)
2012年 7月28日(土):井庭研 春学期研究発表会


【目的・内容】
自分たちで自分たちの未来をデザインする ── 社会が複雑化し多様化するなかで、いかにしてそれを実現するのか。これは現代のコミュニティや個人が抱えている根本的な課題です。創造的な社会においては、自らヴィジョンを生み出し、それを具現化する道具・仕組みをデザインし、実践することが求められます。

本研究会では、「あらゆる人々が、自分たちで自分たちの新しい認識・新しいモノ・新しい仕組み、そして未来を創造する社会」を「創造社会」(Creative Society)と呼び、現在生まれつつあるその萌芽を捉え、これからの展開を想像、実践、促進させていきます。


本研究会の参加者は、各人の問題意識にもとづいた「個人研究」、もしくは井庭研内に立ち上げる「フロンティア・プロジェクト」のなかで研究を進めます。

「個人研究」の具体例としては、オープン・コラボレーションの分析や、ソーシャル・メディアの研究、創造的なワークショップの実践、創造プロセスの分析、発想支援の道具づくり、新しいコミュニケーション・メディアや創造メディアの構築、新しい領域でのパターン・ランゲージの制作などがあるでしょう(もちろん、これ以外のテーマも歓迎です)。

「フロンティア・プロジェクト」としては、以下のものが新しくスタートします。

  • ドキュメンタリー映像制作(パターン・ランゲージに関する世界で初めての本格ドキュメンタリーを作成し、世界に配信します。映像制作のスキルがある人を歓迎します。)

  • Webアプリ開発(パターン・ランゲージを用いた新しいネットコミュニティのサービスを開発・立ち上げをします。プログラミングやシステム開発が得意な人を歓迎します。)

  • 海外展開(パターン・ランゲージやワークショップの導入・実践を海外で行います。英語が得意でそれを活かしたい人を歓迎します。)

  • ワークショップ・デザイン(パターン・ランゲージを活用した新しいワークショップを開発し、実施していきます。学びや発想の場づくりに興味がある人を歓迎します。)

  • 創造性を育む教育の研究・実践(創造性を育む教育の方法について研究し、実践します。教育に興味がある人や将来教師になりたいという人を歓迎します。)


研究の際には、既存の学問的方法論にとらわれることなく、さまざまな学問分野に固定化されている「知」と「方法」を一度解放し、新しい時代の新しい方法として再構成して取り組みます。生成的な変化を捉えるための可視化や、全体性を捉えるための地図の作成など、新しい方法論や道具づくりも行います。そのような活動の補助となる文献を、みんなで読み議論する時間も設けます。

創造性をテーマとする以上、本研究会のアプローチも創造的でありたいと考えています。理論構築、方法・道具の開発、実践をくり返しながら、創造的に未来へコミットしていく「やる気」のある人を募集します!

img474_ilab2-new420.jpg

<
【授業スケジュール】
  • 毎週のゼミでは、個人研究/プロジェクトの進捗報告のほか、文献輪読や、スキルアップのための演習などを行います。ゼミは、火曜5限を予定しています。
  • 個人研究/プロジェクトは、ゼミの時間以外に各自進めてください。

    【使用言語】
    日本語、英語。

    【評価方法】
    個人研究/プロジェクトのプロセスと成果、日頃の研究関連活動における積極性・貢献度等から総合的に評価します。

    【履修条件】
  • 研究に関連する概念・知識・スキルは授業でも伝えるので、井庭担当科目も履修するようにしてください。2012年度秋学期は、「パターン・ランゲージ」と「複雑系の数理(GIGA)」を担当します。
  • 長く一緒に研究する意志のある人を歓迎します。腰を据えて続けると、知識と能力の両面においてブレイクスルーが起き、飛躍的に伸びることが期待できます。

    【受入予定人数】
    20人程度。

    【その他の留意点】
  • 研究会に参加するメンバーは、具体的にはそれぞれ異なる対象領域をもつことになるので、各自の研究テーマに関する知識は自分で身につけてもらいます。
  • ゼミの時間は毎回延長します。また、ゼミ後に議論・交流のための食事会を開催するので、ゼミの時間の後には他の予定を入れないようにしてください。
  • 井庭研究会B1との同時履修や、他の研究会との同時履修も歓迎します。
  • 履修希望者は、2012年7月28日(土)に開催される「井庭研 春学期研究発表会」に参加してください。
  • 国際学会での研究発表やワークショップ実施のため、研究会メンバーと海外に行く機会が何度かあります。ぜひ一緒に行きましょう(2012年度は、7月にドイツと、10月にアメリカを予定しています)。
  • 井庭研では、グローバルな時代ということを踏まえ、卒論を英語で書くことにしています。研究活動と並行して、英語での読み書き能力も高めましょう。

    【エントリー課題】
    本シラバスをしっかりと読んで内容を理解した上で、以下のエントリー情報を7月21日(土)までにメールで提出してください。

    エントリーメールの提出先: ilab-entry2012 [at] sfc.keio.ac.jp
    メールのサブジェクト(件名): 井庭研究会B2 履修希望
    以下の内容を書いた文書ファイル(WordもしくはPDFファイル)を、メールに添付してください。

    井庭研究会B2 履修希望

    (1) 氏名(ふりがな), 学部, 学年, 学籍番号, ログイン名
    (2) 取り組みたい個人研究テーマ、もしくは参加したいフロンティア・プロジェクトの説明・希望理由・意気込み ※
    (3) 来学期、並行して所属する予定の研究会(あれば)
    (4) これまでに所属した研究会(あれば)
    (5) これまでに履修した授業のなかあればで、お気に入りのもの(複数可)
    (6) これまでに履修した担当教員(井庭)の授業
    (7) その他の自己紹介(やっていること、興味があること、将来の方向性、自己アピールなど)

    ※ (2)は、A4用紙で1枚程度でまとめてください。
    ※ (2)と(7)では、図や写真を用いて構いません。

    以上のエントリー情報にもとづき、面接を行ないます。面接は、7月26日・27日を予定しています。

    【来期の研究プロジェクトのテーマ予定】
    創造社会の理論・方法・実践研究 - Exploring Theories, Methods, and Practices for the Creative Society

    【関連プロジェクト】
    パターン・ランゲージによる実践知の言語化プロジェクト (魅力があり、想像力をかきたて、人を動かすことばの探究:コラボレーション・パターン)

    【参考文献】
  • 『【リアリティ・プラス】社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(井庭 崇 編著, 宮台 真司, 熊坂 賢次, 公文 俊平, 慶應義塾大学出版会, 2011)
  • 「自生的秩序の形成のための《メディア》デザイン──パターン・ランゲージは何をどのように支援するのか?」(井庭 崇, 『10+1 web site』, 2009年9月号)
  • "An Autopoietic Systems Theory for Creativity" (Takashi Iba, Procedia - Social and Behavioral Sciences, Vol.2, Issue 4, 2010, pp.6610-6625)
  • 「パターンランゲージ 3.0:新しい対象 × 新しい使い方 × 新しい作り方」(井庭 崇, 情報処理, Vol.52 No.9, 2011)

  • 『ハイコンセプト:「新しいこと」を考え出す人の時代』(ダニエル・ピンク, 三笠書房, 2006) [ D. H. Pink, A Whole New Mind: Why Right-Brainers Will Rule the Future, Riverhead Trade, 2006 ]
  • 『ウィキノミクス:マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ』(ドン・タプスコット, アンソニー・D・ウィリアムズ, 日経BP社, 2007)[ Don Tapscott, Anthony D. Williams, Wikinomics: How Mass Collaboration Changes Everything, Portfolio Trade, Expanded ed., 2010 ]
  • Coolfarming: Turn Your Great Idea into the Next Big Thing (Peter Gloor, AMACOM, 2010)

  • 『出現する未来』(ピーター・センゲ ほか, 講談社, 2006) [ Peter M. Senge, et. al., Presence: Human Purpose and the Field of the Future, Crown Business, Reprint ed., 2008]
  • 『U理論:過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術』(C・オットー・シャーマー, 英治出版, 2010)[ C. Otto Scharmer, Theory U: Leading from the Future as It Emerges : The Social Technology of Presencing, Berrett-Koehler Pub, 2009 ]
  • 『アブダクション:仮説と発見の論理』(米盛裕二, 勁草書房, 2007)

  • 『エコロジーのコミュニケーション:現代社会はエコロジーの危機に対応できるか?』(ニクラス・ルーマン, 新泉社, 2007)[ N. Luhmann, Ecological Communication, University Of Chicago Press, 1989 ]
  • 『信頼:社会的な複雑性の縮減メカニズム』(ニクラス ルーマン, 勁草書房, 1990) [ N. Luhmann, Trust and Power, Wiley, 1979 ]
  • 『社会システム理論』〈上〉 〈下〉(ニクラス・ルーマン, 恒星社厚生閣, 1995) [ N. Luhmann, Social Systems, Stanford University Press, 1996 ]

  • Maps of the Imagination: The Writer as Cartographer (Peter Turchi, Trinity University Press. 2007)
  • Atlas of Science: Visualizing What We Know (Katy Börner, The MIT Press, 2010)
  • Networks: An Introduction (Mark E. J. Newman, Oxford University Press, 2010)
  • The Atlas of Economic Complexity: Mapping Paths To Prosperity (Hausmann, Hidalgo et al., 2011)

  • 『Learning Patterns: A Pattern Language for Creative Learning』(学習パターン プロジェクト, 2009)
  • 『Presentation Patterns: A Pattern Language for Creative Presentations』(プレゼンテーション・パターン プロジェクト, 2011)
  • 「学びのコツ集めた冊子 好評」(2011年12月15日(木)読売新聞 朝刊(全国版)22面(教育), 2011)

  • 『創造的論文の書き方』(伊丹敬之, 有斐閣, 2001)
  • 『「超」文章法:伝えたいことをどう書くか』(野口悠紀夫, 中公新書1662, 2002)
  • 『考える技術・書く技術:問題解決力を伸ばすピラミッド原則』(バーバラ・ミント, 新版, ダイヤモンド社, 1999) [ B. Minto, The Pyramid Principle: Logic in Writing and Thinking, 3rd Revised ed, Financial Times Prentice Hall, 2008 ]

    IbaLab2012fallPoster420.jpg
  • 井庭研だより | - | -

    井庭研B1シラバス(2012秋) パターン・ランゲージによる実践知の言語化

    パターン・ランゲージによる実践知の言語化(魅力があり、想像力をかきたて、人を動かすことばの探究:コラボレーション・パターン)

    (2012年6月26日AM更新版)

    【重要な日程】
    2012年 7月3日(火):井庭研説明会(5限 @ κ11教室)
    2012年 7月21日(土):エントリー〆切
    2012年 7月26・27日(木・金):面接(予定)
    2012年 7月28日(土):井庭研 春学期研究発表会

    【目的・内容】
    魅力があり、想像力をかきたて、人を動かす「ことば」を生み出すには、どうすればよいのでしょうか? 本研究会では、そのような「ことばの力」を探究し、実践知を「パターン・ランゲージ」として言語化することを目指します。

    パターン・ランゲージとは、広義の意味での「デザイン」の実践知(問題発見+問題解決の知)を記述するための方法です。パターン・ランゲージの要素である「パターン」には、どのような状況(Context)のときに、どのような問題(Problem)が生じやすく、それをどのように解決すればよいのか(Solution)が記述されます。このようなパターンには、対象となるデザイン領域における「よりよいカタチ」についての想像力をかきたて、人を動かす機能があります。

    パターン・ランゲージを記述・共有する意義は、大きく分けて三つあります。まず、 熟達者がもつ経験則を明文化しているので、初心者であってもその問題発見・問題解決の発想や視点を知ることができるようになります。また、デザインに関する共通の語彙(ボキャブラリー)を提供するので、これまで指し示すことができなかった複雑な関係性について言及できるようになります。さらに、パターンを媒介として、お互いの経験を語り合うことができるようになります。

    パターン・ランゲージの方法は、もともとは建築デザインの分野で提唱されたのですが、その後ソフトウェア・デザインの分野に応用され、成功を収めました。さらに、組織デザインなど、新しいデザイン領域にも応用され始めています。本研究会では、このパターン・ランゲージの方法にもとづいて、新しい領域の実践知の記述に取り組みます。

    井庭研ではこれまで、「創造的な学び」のパターン・ランゲージ(ラーニング・パターン:Learning Patterns)や「創造的プレゼンテーション」のパターン・ランゲージ(プレゼンテーション・パターン:Presentation Patterns)を制作し、学内外で注目を集めてきました。

    2012年度は、「創造的コラボレーション」のパターン・ランゲージ(コラボレーション・パターン:Collaboration Patterns)を作成しています。ここでいうコラボレーションとは、複数の人々が、ひとりでは決して到達できないような付加価値を生み出す協働作業のことです。商品開発、学術研究、映画製作、まちづくり、音楽演奏、スポーツなど、あらゆる分野・領域でコラボレーションが注目されています。

    そのような創造的コラボレーションの秘訣をパターン・ランゲージとして記述するというプロジェクトに、メンバー全員で1年間取り組みます。また、パターン・ランゲージを用いたワークショップなども国内外で実施していきます。

    パターン・ランゲージをつくるということ、そして、それを用いたアクティビティを仕掛けることは、「ことばの力」によるエンパワーメントを通じて、社会へコミットすること、未来へコミットすることを意味します。そのような新しい方法の開発・実践に挑戦する、「やる気」のある人を募集します!

    ilab_b1_420.jpg


    2012年度春学期の活動風景の映像
  • Brain Storming for Making a New Pattern Language for Creative Collaborations (Collaboration Patterns Project #1) http://vimeo.com/41613781
  • Visual Mapping for Making a New Pattern Language for Creative Collaborations (Collaboration Patterns Project #2) http://vimeo.com/42780071


    【授業スケジュール】
  • 毎週のゼミでは、メンバー全員でパターン・ランゲージの制作作業・レビュー等を行ないます。ゼミは月曜5限を予定しています。そのまま夜まで作業が続き、その後全員で食事をするので、5限以降も予定を入れないようにしてください。
  • 1年間の流れとしては、4月から11月まではパターン・ランゲージの作成に取り組み、11月のOpen Research Forum(ORF: SFCの対外的な研究発表イベント)で公開します。それ以降1月までは、その作成プロセスを振り返る研究等に取り組みます。
  • 夏休み期間中にも、「特別研究プロジェクト」として研究活動を継続して行う予定です(7月30日〜8月3日)。

    【使用言語】
    日本語。

    【評価方法】
    日頃のプロジェクト活動における積極性・貢献度、および研究会関連の諸活動から総合的に評価します。

    【履修条件】
  • 研究に関連する概念・知識・スキルは授業でも伝えるので、井庭担当科目も履修するようにしてください。2012年度秋学期は、「パターン・ランゲージ」と「複雑系の数理(GIGA)」を担当します。
  • 長く一緒に研究する意志のある人を歓迎します。腰を据えて続けると、知識と能力の両面においてブレイクスルーが起き、飛躍的に伸びることが期待できます。

    【受入予定人数】
    15人程度(新規は若干名)。

    【その他の留意点】
  • ゼミは毎回延長して活動します。また、ゼミ後に議論・交流のための食事会を開催するので、ゼミの時間の後には他の予定を入れないようにしてください。
  • 国際学会での研究発表やワークショップ実施のため、研究会メンバーと海外に行く機会が何度かあります。ぜひ一緒に行きましょう(2012年度は、7月にドイツと、10月にアメリカを予定しています)。
  • 井庭研究会B2との同時履修を歓迎します。
  • 履修希望者は、2012年7月28日(土)に開催される「井庭研 春学期研究発表会」に参加してください。
  • 井庭研では、グローバルな時代ということを踏まえ、卒論を英語で書くことにしています。研究活動と並行して、英語での読み書き能力も高めましょう。

    【エントリー課題】
    本シラバスをしっかりと読んで内容を理解した上で、以下のエントリー情報を7月21日(土)までにメールで提出してください。

    エントリーメールの提出先: ilab-entry2012 [at] sfc.keio.ac.jp
    メールのサブジェクト(件名): 井庭研究会B1 履修希望
    以下の内容を書いた文書ファイル(WordもしくはPDFファイル)を、メールに添付してください。

    井庭研究会B1 履修希望

    (1) 氏名(ふりがな), 学部, 学年, 学籍番号, ログイン名
    (2) 本プロジェクトに参加する動機・意気込み・期待
    (3) これまでに経験した「コラボレーション」(グループワーク、プロジェクト、サークル等の経験)について ※
    (4) 自分がこだわりをもって取り組んだ/取り組んでいることと、そのこだわりについて(どんな分野・領域のことでも構いません) ※
    (5) 持っているスキル/得意なこと(文章執筆・編集, 画像・映像編集, グラフィックス・デザイン, 外国語, プログラミング, 音楽, スポーツ, その他) ※
    (6) 来学期、並行して所属する予定の研究会(あれば)
    (7) これまでに所属した研究会(あれば)
    (8) これまでに履修した授業のなかで、お気に入りのもの(複数可)
    (9) これまでに履修した担当教員(井庭)の授業
    (10) その他の自己紹介(やっていること、興味があること、将来の方向性、自己アピールなど) ※

    ※ (3)~(5)や(10)では、図や写真を用いて構いません。

    以上のエントリー情報にもとづき、面接を行ないます。面接は、7月26日・27日を予定しています。

    【来期の研究プロジェクトのテーマ予定】
    パターン・ランゲージによる実践知の言語化 (魅力があり、想像力をかきたて、人を動かすことばの探究)

    【関連プロジェクト】
    井庭研究会B2:創造社会の理論・方法・実践研究 - Exploring Theories, Methods, and Practices for the Creative Society

    【参考文献】
  • 『Learning Patterns: A Pattern Language for Creative Learning』(学習パターン プロジェクト, 2009)
  • 『Presentation Patterns: A Pattern Language for Creative Presentations』(プレゼンテーション・パターン プロジェクト, 2011)
  • 「学びのコツ集めた冊子 好評」(2011年12月15日(木)読売新聞 朝刊(全国版)22面(教育), 2011)

  • 「パターンランゲージ 3.0:新しい対象 × 新しい使い方 × 新しい作り方」(井庭 崇, 情報処理, Vol.52 No.9, 2011)
  • 「自生的秩序の形成のための《メディア》デザイン──パターン・ランゲージは何をどのように支援するのか?」(井庭 崇, 『10+1 web site』, 2009年9月号)
  • 「『コラボレーションによる学び』の場づくり:実践知の言語化による活動と学びの支援」(井庭 崇, 人工知能学会誌 24(1), 70-77, 2009)
  • 「コラボでつくる! ──コミュニケーションの連鎖による創発」(井庭 崇,『創発する社会』,國領 二郎(編著),日経BP企画,2006,p.68-85)
  • 『【リアリティ・プラス】社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(井庭 崇 編著, 宮台 真司, 熊坂 賢次, 公文 俊平, 慶應義塾大学出版会, 2011)

  • 『時を超えた建設の道』(クリストファー・アレグザンダー, 鹿島出版会, 1993)[ C. Alexander, The Timeless Way of Building, Oxford University Press, 1979 ]
  • C. Alexander, The Nature of Order, Book 1-4, Center for Environmental Structure, 2001-
  • Jenny Quillien, Delight's Muse on Christopher Alexander's The Nature of Order: A Summary and Personal Interpretation, Lulu.Com, 2008
  • 『クリストファー・アレグザンダー:建築の新しいパラダイムを求めて』(スティーブン・グラボー, 工作舎, 1989) [ S. Grabow, Christopher Alexander: The Search for a New Paradigm in Architecture, Routledge & Kegan Paul, 1983 ]
  • 『パターン、Wiki、XP:時を超えた創造の原則』(江渡 浩一郎, 技術評論社, 2009)
  • M. Lynn Manns, L. Rising, Fearless Change: Patterns for Introducing New Ideas, Addison-Wesley, 2004

  • 『アブダクション:仮説と発見の論理』(米盛裕二, 勁草書房, 2007)
  • 『ハイコンセプト:「新しいこと」を考え出す人の時代』(ダニエル・ピンク, 三笠書房, 2006) [ D. H. Pink, A Whole New Mind: Why Right-Brainers Will Rule the Future, Riverhead Trade, 2006 ]
  • 『発想する会社!:世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法』(トム・ケリー, ジョナサン・リットマン, 早川書房, 2002)[ Thomas Kelley, Jonathan Littman, The Art of Innovation: Success Through Innovation the IDEO Way, Profile Business, 2002 ]

  • 『創造的論文の書き方』(伊丹敬之, 有斐閣, 2001)
  • 『「超」文章法:伝えたいことをどう書くか』(野口悠紀夫, 中公新書1662, 2002)
  • 『考える技術・書く技術:問題解決力を伸ばすピラミッド原則』(バーバラ・ミント, 新版, ダイヤモンド社, 1999) [ B. Minto, The Pyramid Principle: Logic in Writing and Thinking, 3rd Revised ed, Financial Times Prentice Hall, 2008 ]

    IbaLab2012fallPoster420.jpg
  • 井庭研だより | - | -

    コラボレーション・パターン プロジェクト活動映像#2

    創造的なコラボレーションのパターン・ランゲージである「コラボレーション・パターン」(Collaboration Patterns)の制作活動映像の第二弾をつくった。

    第一弾のパターン・マイニングのためのブレイン・ストーミングに引き続き、今回はブレインストーミングで出た「コラボレーション」のコツ/こだわりを、KJ法で体系化した。4日間で計20時間の活動を、映像では1000倍速で一気に駆け抜けます。

    短い時間で一気に見るからこそ捉えられるものがあります。ぜひご覧ください!

    Visual Mapping for Making a New Pattern Language for Creative Collaborations (Collaboration Patterns Project #2)
    Recorded by Collaboration Patterns Project, Edited by Takashi Iba.
    http://vimeo.com/42780071

    vimeo2.jpg
    コラボレーション・パターン | - | -

    コラボレーション・パターン プロジェクト活動映像#1

    現在、井庭研では、創造的なコラボレーションのパターン・ランゲージ「コラボレーション・パターン」(Collaboration Patterns)を制作しています(→ 井庭研B1シラバス)。

    そのパターン・ランゲージ制作の活動風景を、映像としてまとめて、公開していきます。

    第一弾は、パターン・マイニングのためのブレイン・ストーミングの回。
    コラボレーションにおける重要なこだわりについて、とにかくたくさん挙げていきます。テーブルの上が徐々に埋まっていく感じを、映像で追体験してみてください。


    Vimeo "Brain Storming for Making a New Pattern Language for Creative Collaborations (Collaboration Patterns Project #1)"
    Recorded by Collaboration Patterns Project, Edited by Takashi Iba.
    http://vimeo.com/41613781

    vimeo1.jpg


    これまで、井庭研でのパターン・ランゲージ制作は、事後的に講演・ブログ等で紹介してきましたが、今回は、制作途中の段階からどんどん紹介していきます。

    また、これまでは、写真で活動の紹介をしていましたが、今回は動画です。とてもよく雰囲気がでていると思うので、ぜひ、ご覧ください。
    コラボレーション・パターン | - | -

    井庭研 英語ブログ「Creative Systems Lab.」スタート!

    この春から、井庭研の英語ブログ「Creative Systems Lab.」がスタートしました!

    今学期のメインライターは、下向 依梨、伊作 太一、中村 菫、松塚 耕、そして僕。

    井庭研の活動や研究内容、そして、「社会システム理論」と「シミュレーションデザイン」の授業等について、写真付きで紹介していきます。

    ぜひご覧ください!

    Creative Systems Lab.
    http://creativesystemslab.blogspot.jp/

    CreativeSystemsLabBlog.jpg
    井庭研だより | - | -
    CATEGORIES
    NEW ENTRIES
    RECOMMEND
    ARCHIVES
    PROFILE
    OTHER