井庭崇のConcept Walk

新しい視点・新しい方法をつくる思索の旅

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2013年9〜12月の講演・ワークショップの予定

2013年9〜12月の講演・ワークショップの予定は、以下のとおり。


  • 2013年9月28日(土)特別授業「創造を誘発するプレゼンテーションのつくり方」@慶應義塾大学 日吉キャンパス
    9月28日(土) 13:00-15:30

  • 2013年10月8日(火)・9日(水) 「プレゼンテーション・デザインセミナー:創造的プレゼンテーションのパターン・ランゲージ」@立命館大学 大学院
    10月8日(火)14:40~17:50 @衣笠
    10月9日(水)14:40~17:50 @BKC
    詳しくは、こちら

  • 2013年11月9日(土)対談「クリエイティブ・ラーニング」(市川力×井庭崇)@SFC
    11月9日(土)13:00〜16:30 (τ11教室)

  • 2013年11月12日(火) 井庭崇×江渡浩一郎「創造の連鎖を引き起こす! ― パターン・ランゲージとニコニコ学会β」@ゲンロンカフェ
    11月12日(火)19:00 〜 20:30
    詳細&チケット予約→ http://peatix.com/event/20230

  • 2013年11月22日(金)・23日(土・祝) Open Research Forum 2013「創のBasaar」 @東京ミッドタウン(六本木)

  • 2013年11月24日(日) 「政策パターン・ランゲージの開発」(井庭崇)@公共選択学会「公共選択論のパースペクティブ」(ラウンドテーブル)
    11月24日(日)10:00~12:00@駒澤大学深沢キャンパス
    プログラム→ http://www.komazawa-u.ac.jp/~tomisaki/PublicChoice2013/program.pdf

  • 2013年12月14日(土)対談「創造のシステム」(ドミニク・チェン×井庭崇)@SFC
    12月14日(土)13:00〜16:30 (τ11教室)
  • イベント・出版の告知と報告 | - | -

    『プレゼンテーション・パターン』(プレパタ)の続報!

    2月に出した『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』(井庭崇+井庭研究室, 慶應義塾大学出版会)についての続報です。

    先日、代官山の蔦屋書店さんに行ってきました。「ビジネス」コーナーに、ものすごくたくさん平積みしていただいていました!売れ行き好調とのこと!(ドラッカーの隣でドキドキです。)

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    三省堂の神保町本店さんに伺ったときには、ビジネス書の階の平積みだけでなく、1階店頭の新刊・話題書コーナーにも平積みしてありました。ありがとうございます。

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    僕がよく行く有隣堂 戸塚モディ店では、ビジネス書のコーナーに面出しで置いていただいていました! アネット・シモンズのストーリーテリング本の横というのが、また、いいですね。

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    最近でも、まだ平積みしていただいていて、とてもうれしい限りです。書店の方、まだまだよろしくお願いします。


    今日Amazon.co.jpを見てみたら、「ビジネス企画 の 一番ギフトとして贈られている商品」の1位になっていました!ギフトとして贈っていただいているなんて、とてもうれしいです!

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    Amazon.co.jp 『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』(井庭崇+井庭研究室, 慶應義塾大学出版会)


    ※書店での写真は、書店の方の許可を得て撮影しています。念のため付記。
    イベント・出版の告知と報告 | - | -

    新刊『プレゼンテーション・パターン』(プレパタ)をよろしく!

    2月に新しく出した『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』(井庭崇+井庭研究室, 慶應義塾大学出版会)、出だしから売れ行き好調とのことです。

    書店でも、学術系出版社からの本としては珍しく、平積みや面出でたくさん置いていただいていることが多く、書店の方や出版社の方に感謝です。


    先日伺ったブックファースト新宿店さん(新宿駅西口)は、『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』の特設コーナーをつくっていただいていました!これは、とてもうれしいです!

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    丸善 丸の内本店では、プレゼンのコーナーのたくさん平積みだけでなく、店頭の棚にも面出で置いていただいていました! 入口を入ってすぐ右の棚です。店員さん、「普通と違うプレゼン本が出たなぁと思っていました」と。まさにその通り、異色な本です!

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    八重洲ブックセンター本店でも、2階にエスカレーターで上がってすぐの「ビジネス新刊・話題書」のコーナーに、面出で置いていただいていました。

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    これ以外の本屋さんでも、平積みしていただいている本屋さんが多くて、うれしいです。書店の方、どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

    Amazon.co.jp 『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』(井庭崇+井庭研究室, 慶應義塾大学出版会)

    Amazon.co.jpでも、一時期、「ビジネス企画」ベストセラー1位となりました。現在は順位が下がってしまっているので、ぜひ、みなさんご購入を!(^_-)☆

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    ※書店での写真は、書店の方の許可を得て撮影しています。念のため付記。
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    井庭研 新規履修の追加募集について(防災、政策、経営、Webアプリ、映像)

    井庭研「Creative Media Lab:創造社会を支える方法・道具をつくる」では、一部のプロジェクトで、追加募集を行います!

    2月2日(土)にSFCで行われる「井庭研カンファレンス」に参加し、説明を受けた上で、下記の要領でエントリーをしてください。


    【追加募集をするプロジェクトと欲しいメンバー】

    (1) Survival Language Project(大地震で生きのびるためのパターン・ランゲージの作成)
    →「防災」、特に個人や家族のレベルの防災対策・支援に関心がある人

    (4) Policy Language Project(政策デザインのためのパターン・ランゲージの作成 & 新しい政策形成の仕組みづくり)
    →「政策」についての勉強・研究をしてきた人

    (5) Creative Management Project(企業・組織の創造性を高めるための仕組みづくり)
    →「経営」についての勉強・研究をしてきた人、特に、「組織論」に興味がある人

    (8) Diagnosis Systems Project(漸進的成長を支援するパターン診断システムの構築)
    → 「Webアプリ」の開発ができる「技術系」の人

    (9) Pattern Filming Project(パターン・ランゲージに関する映像制作)
    →「映像」の撮影・編集等の「技術・スキル」を持っている人

    (A) ツッコミ・パターン プロジェクト(コミュニケーションを円滑にする"ツッコミ"のパターン・ランゲージの制作)
    →「コミュニケーションの支援」に興味がある人、もしくは「お笑い」が好きな人


    以下、追加募集があるプロジェクト紹介の抜粋です。(研究会全体についての説明等は、井庭研の研究会シラバスを必ずご覧ください。)


    (1) Survival Language Project(大地震で生きのびるためのパターン・ランゲージの作成)
    関東や東海での大地震が予想されているように、地震大国・日本ではこれからも大きな地震が起きることは間違いない。大地震はいつ起きるのかは事前には予測できず、突発的に起きる。しかも、起きたときにはその場で各自が意思決定をしなければ命の危険もある。そうであるにもかかわらず、日常生活のなかでは大地震への意識は徐々に薄れていき、備えも疎かになりがちである。そこで、本プロジェクトでは、大地震の際に生きのびることを支援するメディアとして、「大地震が起きる前の備え」、「起きたときにどうすべきか」、「発生後に何をすべきか」の知恵・教訓をパターン・ランゲージとして記述・制作する。そして、それがコミュニティ/社会に根付く「生きたランゲージ」となる仕組みづくりにも取り組みたい。過去の大地震から得られた教訓や知恵をイメージするためには、『地震イツモノート』(渥美 公秀 監修, 地震イツモプロジェクト 編)や『人が死なない防災』(片田 敏孝)などを読んでみてほしい。[2013年度からの新プロジェクト]

    (4) Policy Language Project(政策デザインのためのパターン・ランゲージの作成 & 新しい政策形成の仕組みづくり)
    これからの社会のあり方を考えるとき、政治システムだけに頼るのでは立ち行かないということが近年明らかになってきた。社会デザインのアイデアが枯渇している状況においては、「すべてを一部の人に任せて、承認だけする」というかたちではなく、自分たちでアイデアを出し、具体化し、政策にまとめていくことが必要となる。つまり、自分たちで自分たちの未来をデザインするためには、単に「要求する」のではなく「政策をつくる」まで行うことが求められるのである。しかし、政策をつくる上での様々な発想・思考については、共有されているわけではない。そこで、本プロジェクトでは、「社会の構造・仕組み」「政策」「政策形成プロセス」の観点から、政策デザインの秘訣をパターン・ランゲージとして記述する。この政策デザインのパターン・ランゲージを「政策言語」(policy language)と呼ぶことにしたい。そして、そのような政策言語の形成と活用を踏まえた政策立案プロセスを構想する。政策言語の考え方については、「竹中平蔵×井庭崇 対談:「政策言語」の提案とプロトタイピング(まとめ)」とその映像[前半, 後半]を見てみてほしい。[2013年度からの新プロジェクト]

    (5) Creative Management Project(企業・組織の創造性を高めるための仕組みづくり)
    企業・組織においては、メンバーが創造性を発揮してイノベーションを起すことが必要となっている。しかし、これまで「教え込む」かたちの制度・仕組みは整備されてきたが、創造性を高める制度・仕組みはほとんど実現されていない。本プロジェクトでは、企業・組織をより創造的な場とするために、その企業・組織のメンバーが自分たちのパターン・ランゲージをつくることで、その企業・組織における創造を支援するという仕組みを探究・提案する。また、実際に企業・組織においてファシリテーションを行い、企業・組織における新しい知の循環を支援する。このような取り組みに関連する話としては、「井庭崇氏×武田隆氏対談(前編):クリエイティブなコラボレーションの秘訣とは」「井庭崇氏×武田隆氏対談(後編):”誤解”が生み出すコラボレーションの秘密」、および(扱っている事例が古いが)「組織の課題はパターン・ランゲージで解決:SFC井庭崇研究室」で語っているので、それらを読んでほしい。[2012年度末からの新プロジェクト]

    (8) Diagnosis Systems Project(漸進的成長を支援するパターン診断システムの構築)
    建築における最初のパターン・ランゲージを提唱したクリストファー・アレグザンダーは、パターン・ランゲージを、少しずつ改良して成長させていく「漸進的成長」(piecemeal growth)のためのメディアだと捉えていた。彼のパターン・ランゲージの現実への応用を紹介している『オレゴン大学の実験』(クリストファー・アレグザンダー)では、「診断」と「修復」ということが強調された。本プロジェクトは、パターン・ランゲージを用いて自己診断をし、それを踏まえた漸進的成長を支援する情報システムの提案・開発を行う。扱うのは、井庭研パターン・ランゲージ3部作の「ラーニング・パターン」、「プレゼンテーション・パターン」、「コラボレーション・パターン」である。診断システムのイメージをつかむためには、「Generative Beauty 診断」(http://www.generativebeauty.jp のトップメニュー「Diagnosis」から辿れる)をやってみてほしい。[2012年度末からの新プロジェクト]

    (9) Pattern Filming Project(パターン・ランゲージに関する映像制作)
    創造を支援するメディアとして「パターン・ランゲージ」の方法は有力なものであるが、それについての解説・紹介は、これまで多くの場合専門書のなかでなされるだけであった。そのため、この新しい方法・道具の有用性・可能性を多くの人に理解してもらうのは難しく、その普及にも限界がある。そこで、パターン・ランゲージについて、その歴史と背景にある思想、さらには最近の新しい動きについてのドキュメンタリー映像を制作・公開する。具体的には、国内外の関係者へのインタビューを行い、それに英語・日本語の字幕をつけた上で公開していく。また、パターン・ランゲージの思想や世界観と合う映像をつくるために、メンバー自身、それらの深い理解をした上で、それを踏まえた表現を行う。パターン・ランゲージの歴史については『パターン、Wiki、XP:時を超えた創造の原則』(江渡浩一郎)や「パターンランゲージ 3.0:新しい対象 × 新しい使い方 × 新しい作り方」にわかりやすくまとめられているので、読んでみてほしい。また、担当教員(井庭)がつくった映像「Holistic Pattern Mining (Collaboration Patterns Project)」が公開されているので、こちらも見てみてほしい。[2012年度秋学期からのプロジェクト]

    (A) ツッコミ・パターン プロジェクト(コミュニケーションを円滑にする"ツッコミ"のパターン・ランゲージの制作)
    コミュニケーションを円滑にする"ツッコミ"のコツについてのパターン・ランゲージを制作します。お笑いが好きな人でも、コミュニケーションに興味がある人でも、大募集です。[2013年度からの新・自主プロジェクト]


    【追加募集エントリー方法】

  • 研究会シラバスをしっかりと読み、2月2日(土)の井庭研カンファレンスに参加した上で、以下の情報を2月4日(月)までにメールで提出してください。

    エントリーメールの提出先: ilab-entry2012 [at] sfc.keio.ac.jp
    メールのサブジェクト(件名): 井庭研 履修希望(追加募集)
    以下の内容を書いたファイル(PDFもしくはWord)を、メールに添付してください。

    井庭研 履修希望
    (1) 氏名(ふりがな), 学部, 学年, 学籍番号, ログイン名, 顔写真*
     *写真はスナップ写真等で構いません。説明会や最終発表会の際にプロジェクトメンバーと個別に話すときに本人の特定が必要になるために提出してもらいます。
    (2) 自己紹介(適宜、写真や図などを入れてください)
    (3) 参加希望プロジェクト名
    (4) 志望理由、意気込み、自分が貢献できそうなこと・領域
    (5) 持っているスキル/得意なこと(グラフィックス・デザイン, 映像編集, 外国語, プログラミング, 音楽, スポーツなど, その他)
    (6) これまでに履修した井庭担当の授業(あれば)
    (7) これまでに履修した授業のなかで、お気に入りのもの(複数可)
    (8) これまでに所属した研究会(あれば)
    (9) 来学期、並行して所属する予定の研究会(あれば)
  • 井庭研だより | - | -

    2月2日(土)に、井庭研カンファレンスを開催します!

    2013年2月2日(土)に「井庭研カンファレンス」を開催します。

    今回は、今年度の研究発表と、来年度からのプロジェクト紹介を行います。

    また、現在制作中のパターン・ランゲージについてのドキュメンタリーのインタビュー映像の上映もあります。

    井庭研の活動や創造性の支援、パターン・ランゲージ等に興味がある方は、ぜひお越しください。

    来年度のプロジェクトに協力・コラボレーションしてくださる方も歓迎です。

    学内の学生はもちろんのこと、学外の一般の方の参加も歓迎です。(事前登録不要・無料)


    井庭研カンファレンス(2012年度秋学期)
    2013年2月2日(土)@ 大学院棟 τ11(タウ11)教室


    9:40- 開場
    10:00- 開会式

    10:05- 基調講演
    • 「クリエイティブ・メディアとしてのパターン・ランゲージ」(井庭 崇)

    10:30- 井庭研B2 研究発表(Part 1)
    • 「自分らしく生きる:人間行為にマスタープランはない」(仁科 里志)
    • 「イベントによるクリエイティブ思考の誘発」(青木 遊)

     ■ ドキュメンター・インタビュー映像上映(Part 1)

    11:40- 井庭研B2 研究発表(Part 2)
    • 「Pedagogical Patterns: A Pattern Language for Creative Learning」(瀬下 翔太, 小原 和也, 渋谷 岳史, 田下 光, 本田 卓也, 窪田 哲郎, 廣川 那佳)
    • 「Personal Culture Project:自生的な未来デザインのための仕組みづくり」(仲田 未佳)
    • 「Local Knowledge Patterns from Nepal: Pattern language for Fertile Living」(門谷 めぐみ)
    • 「Creating Generative Society by Fostering Social Entrepreneurship: A Need for Social Entrepreneurship Education and Change Making Patterns」(下向 依梨)

    (ランチ)※各自ご持参ください。

    13:30- 井庭研プロジェクト 成果報告
    • Collaboration Pattern Project
    • Generative Beauty Project

    14:10- 卒業プロジェクト研究発表
    • 「Creating a Generative Language for Living Lively and Beautiful: Lessons from the Generative Beauty Project」(荒尾 林子)
    • 「問題発見のためのパターン・ランゲージ:組織の未来を創造してきた経営者に学ぶ」(濱田 正大)
    • 「組織にパターン・ランゲージを活用する有用性:パターン・ランゲージ作成ワークショップを通して」(柳尾 庸介)
    • 「キャリアデザイン・パターンによる:創造的な「生き方」に向けた方法論探求」(小原 和也)


    15:20- 来年度の井庭研の新体制について

    15:25- コア・プロジェクト テーマ発表

    創造的な生き方 - Ways of Creative Living
    • Survival Language Project(大地震で生きのびるためのパターン・ランゲージの作成)
    • “good old future” Project(”なつかしい未来”をつくるためのパターン・ランゲージの作成)
    • Global Life Project(グローバルな時代の生き方のパターン・ランゲージの作成)

    創造的な社会のあり方 - Foundation for Creative Society
    • Policy Language Project(政策デザインのためのパターン・ランゲージと仕組みづくり)
    • Creative Management Project(企業・組織の創造性を高めるための仕組みづくり)
    • Creative Education Project(つくることによる学びの支援と仕組みづくり)

    漸進的成長の仕組み - Tools for Piecemeal Growth
    • Generative Beauty Project(いきいきとした美の発見を支援するシステムの開発)
    • Diagnosis Systems Project(漸進的成長を支援するパターン診断システムの構築)
    • Pattern Filming Project(パターン・ランゲージに関する映像制作)

    16:25- 自主プロジェクト テーマ発表
    • Change Making Project
    • Personal Culture Project
    • Career Design Pattern Project

    • Slow Fashion Pattern Project
    • Empathic Visual Design Pattern Project
    • Wedding Pattern Project

    • ツッコミ Pattern Project
    • Family Pattern Project
    • Produce Pattern Project

    ■ドキュメンター・インタビュー映像上映(Part 2)

    17:55- 閉会式
    18:30 終了

    ※発表順や時間は、変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

    ※昼食の時間が短いため、サンドイッチやお弁当などを事前に購入・準備し、ご持参ください。会場でお召し上がりいただけます。


    SFCまでの交通アクセス
    http://www.sfc.keio.ac.jp/maps.html

    SFC キャンパスマップ
    http://www.sfc.keio.ac.jp/about_sfc/campus_map.html
    ※大学院棟 τ館は、この地図の(11)です。

    問い合わせ
    ilab [at] sfc.keio.ac.jp
    井庭研だより | - | -

    書籍版『プレゼンテーション・パターン』が、いよいよ出版されます!

    井庭研のプレゼンテーション・パターンが、いよいよ書籍として出版されます!


    『プレゼンテーション・パターン :創造を誘発する表現のヒント』
    (井庭 崇 + 井庭研究室, 慶應義塾大学出版会, 2013年2月)


    四六判/並製/170頁
    ISBN:978-4-7664-1989-4
    (4-7664-1989-8)
    定価 1,470円

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    2013年2月3日頃から書店に出るということです。ぜひ、お手に取ってご覧いただければと思います。

    この本の帯に書いた紹介文は、こんな感じです。

    プレゼンテーションを、「伝達」だと思うことは、もうやめよう。

    本書が提唱する「創造的プレゼンテーション」とは、プレゼンを聴く人たちの思考を促進させ、想像力を豊かにし、新しい発見を誘発するきっかけをつくることです。

    このような捉え方をするとき、参考になるのは芸術家の表現行為です。たとえば、小説家や詩人は、読み手にイメージがひろがるような言葉を選びます。その言葉に触れた読み手は、頭のなかでそのイメージを自分なりに構築して、その世界を体験します。このことから、読み手もある種の創造活動を行っていると言われます。つまり、小説家や詩人は、読み手が自分なりのイメージを「 つくる」 ことを誘発していることになります。

    本書では、プレゼンテーションをこのような観点から捉え直します。プレゼンで見せるものや語ることは、「伝える」ためにあるのではなく、聴き手がその人なりの発見や発想を「つくる」ためにある。そう考えることによって、プレゼンは、誰にとってもワクワクするもの、創造的なものになりうるのです。


    【目次】
    『プレゼンテーション・パターン :創造を誘発する表現のヒント』

    プロローグ はじまりの物語
    プレゼンテーション・パターンの読み方
    プレゼンテーション・パターンの全体像

    CORE PATTERNS 創造的プレゼンテーション・パターンの本質
     
    Ⅰ 内容・表現に関するパターン
    Column パターン・ランゲージという方法

    Ⅱ 魅せ方に関するパターン
    Column プレゼンテーションを見るための「認識のメガネ」

    Ⅲ 振る舞いに関するパターン
    Column 創造社会におけるプレゼンテーション

    EXTREME PATTERNS 創造的プレゼンテーションの究極

    エピローグ はじまりの物語、再び
    プレゼンテーション・パターン一覧
    主な参考・引用文献


    【著者】
    井庭 崇(いば たかし)
    慶應義塾大学総合政策学部准教授
    1974年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、2003年同大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学総合政策学部専任講師、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院 Center for Collective Intelligence 客員研究員等を経て、2010年より現職。著書に、『複雑系入門――知のフロンティアへの冒険』(共著、NTT出版、1998年)、『リアリティ・プラス 社会システム理論――不透明な社会を捉える知の技法』(編著、慶應義塾大学出版会、2011年)等。

    井庭研究室 プレゼンテーション・パターン プロジェクト
    坂本麻美、松村佳奈、荒尾林子、柳尾庸介、濱田正大、村松大輝、松本彩、原澤香織、下向依梨、中野えみり、仁科里志、野村愛、安浦沙絢、山口祐加


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    ● 慶應義塾大学出版会 | プレゼンテーション・パターン | 井庭崇 井庭研究室
    http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766419894/

    ● Amazon.co.jp プレゼンテーション・パターン: 創造を誘発する表現のヒント (パターン・ランゲージ・ブックス)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4766419898/
    イベント・出版の告知と報告 | - | -

    「いきいきと美しく生きる」ためのパターン・ランゲージ、ORFで公開・配布!

    「いきいきと美しく生きる」ためのパターン・ランゲージ『ジェネレイティブ・ビューティー・パターン』Generative Beauty Patterns, 通称 ジェネパタ)が完成しました!

    GBPcover.jpgGenerative Beauty Patternsは、自分らしく「いきいきと美しく生きる」ためのパターン・ランゲージです。"generative"(生成的)というのは、日々、自分で自分の「いきいきと美しく生きる」生き方をつくっていく、という意味です。

    今回まとめた冊子には、48個のパターンが収録されています。各パターンには、「いきいきと美しく生きる」ことについて考えること・実現することを支援するヒントが書かれています。大切なのは、ここに書かれているのが「いきいきと美しく生きる」ための直接的で具体的な「答え」なのではなく、読む人ごとにその人らしさを踏まえながら、自分なりの「いきいきと美しく生きる」やり方を考え・実践する支援のメディアだということです。

    このパターン・ランゲージを活用することにより、一人ひとりが「いきいきと美しく生きる」ために大切だけれど日頃忘れがちなことを思い出したり、自分にはなかった発想を得たりする機会となります。また、「いきいきと美しく生きる」ことについて、会話(コミュニケーション)にもつながるはずです。


    Generative Beauty Patternsでは、48個の「いきいきと美しく生きる」パターンが、9つのグループに分けられています。グループ名には、そこにあるパターンを象徴するメタファーで、花、竹、土、虹、水、海、星、月、陽と呼んでいます。

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    9つのグループは、
     美しさを育むための「花」「竹」「土」、
     いきいきとした気持ちやパワーを生み出す「虹」「水」「海」、
     より豊かで深みがある人生を実現するための「星」「月」「陽」、
    というように、より大きな3つににまとまっています。


    『Generative Beauty Patterns』の冊子は、カラー128ページで、井庭研のパターン・ランゲージとしては初めて写真でビジュアル表現をしているパターン・カタログです。

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    この『Generative Beauty Patterns』の冊子を、2012年11月22日(木)・23日(金・祝)に、六本木の東京ミッドタウンで行われる 「SFC オープン・リサーチ・フォーラム」(ORF)展示ブースで配布します! 配布場所は、展示D25 「いきいきと美しくなるためのランゲージ - Generative Beauty Patterns」(Generative Beauty Project)です(先着3,000名)。ぜひお越しください!

    SFC Open Research Forum 2012
    SFC オープン・リサーチ・フォーラム2012(ORF2012)


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    【開催日時】2012年11月22日(木)~23日(金・祝)
    【開催時間】 10:00~19:30(ただし、23日のみホールは18:00閉場)
    【開催場所】 東京ミッドタウン ホール&カンファレンス
           入場料無料/事前登録不要
    【主催】 慶應義塾大学SFC研究所
    【ホームページ】http://orf.sfc.keio.ac.jp/

    展示D25 「いきいきと美しくなるためのランゲージ - Generative Beauty Patterns」(Generative Beauty Project)



    なお、2012年11月16日(金)に、本プロジェクトの成果について、慶應義塾大学SFC研究所とカネボウ化粧品の共同でプレスリリースを行いました。

    慶應義塾大学とカネボウ化粧品の共同プロジェクトにより “いきいきと美しく生きる”ためのパターン・ランゲージを制作

    慶應義塾大学 SFC研究所 井庭崇研究室とカネボウ化粧品 価値創成研究所は、共同プロジェクトとして、女性が「いきいきと美しく生きる」ためのパターン・ランゲージ「Generative Beauty Patterns」を制作しました。これは、経験知を言語化・体系化したもので、あらゆる女性が「いきいきと美しく生きる」ことを促すための、まったく新しいタイプの支援ツールです。

    プロジェクトチームは、11月22日・23日に六本木の東京ミッドタウンで開催される「慶應義塾大学 SFC オープン・リサーチ・フォーラム」でこのパターン・ランゲージを収録した冊子を配布するとともに、 今後、パターン・ランゲージを用いたコミュニティの活性化に取り 組みます。カネボウ化粧品は、本プロジェクトを通じ、より多くの 女性が美に対する発想を広げ、自分らしく「いきいきと美しく生き る」ことを支援していきます。

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    プレスリリース内容については、以下のプレスリリース本文をご覧ください。

    「慶應義塾大学とカネボウ化粧品の共同プロジェクトにより “いきいきと美しく生きる”ためのパターン・ランゲージを制作」(PDF)


    なお、Generative Beauty Patternsの今後については、ホームページ http://www.generativebeauty.jp/ で随時お知らせしていく予定です。

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    パターン・ランゲージ | - | -

    『コラボレーション・パターン』完成! 冊子をORF2012で配布します!

    創造的コラボレーションのためのパターン・ランゲージ『コラボレーション・パターン』(Collaboration Patterns, 通称 コラパタ)が完成しました!

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    この『コラボレーション・パターン』は、「創造的コラボレーション」の秘訣を言語化したものです。

    創造的コラボレーションでは、メンバーが高め合い成長しながら、個人には還元できないチームレベルの「創発的な勢い」に乗り、世界を変えるような成果を生み出します。

    そのような創造的コラボレーションを実現するための視点や方法をまとめたものが、コラボレーション・パターンです。


    今回制作した『コラボレーション・パターン』の冊子には、34個のパターンが収録されています。これらのパターンは大きく分けて、「チーム」、「創造」、「成果」に関するパターンというように、3つのまとまりに分かれて掲載されています。

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    この『コラボレーション・パターン』は、井庭研のパターン・ランゲージ3部作のなかで、『ラーニング・パターン』や『プレゼンテーション・パターン』に続く最後のパターン・ランゲージ。これまで同様、大好評のかわいいイラストも健在です。

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    今回完成した『コラボレーション・パターン』の冊子は、2012年11月22日(木)・23日(金・祝)に六本木の東京ミッドタウンで行われる「SFC オープン・リサーチ・フォーラム」(ORF)で配布します。配布場所は、展示D24 「創造社会を支えるパターン・ランゲージ」(井庭崇研究室)です。

    ぜひ、コラボレーションの秘訣が詰まった『コラボレーション・パターン』の冊子を手にとってご覧ください。お待ちしています!

    SFC Open Research Forum 2012
    SFC オープン・リサーチ・フォーラム2012(ORF2012)


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    【開催日時】2012年11月22日(木)~23日(金・祝)
    【開催時間】 10:00~19:30(ただし、23日のみホールは18:00閉場)
    【開催場所】 東京ミッドタウン ホール&カンファレンス
           入場料無料/事前登録不要
    【主催】 慶應義塾大学SFC研究所
    【ホームページ】http://orf.sfc.keio.ac.jp/

    展示D24 「創造社会を支えるパターン・ランゲージ」(井庭崇研究室)


    なお、昨年の『プレゼンテーション・パターン』の配布は、1日目の途中で用意していた冊子がすべて無くなってしまったので、今年はもっと多く刷りました。

    『コラボレーション・パターン』の冊子は、先着2,000名の方にお渡しできます。
    お楽しみに!
    コラボレーション・パターン | - | -

    井庭研 2012年春学期 研究発表会のご案内(学内向け)

    今週末、7月28日(土)に、井庭研の2012年春学期 研究発表会を開催します。

    今回は、パターン・ランゲージや創造社会研究など研究が中心です。恒例になりつつある、僕の基調講演もあります。

    SFC学内の方(学生・教職員・研究員等)で、興味がある方はぜひいらしてください。事前登録は必要ないので、当日、会場へお越しください。


    なお、今回は年度途中の発表のため、参加者を学内関係者&井庭研関係者に限らせていただきます。秋学期末の最終発表会は一般公開する予定ですので、ご了承ください。


    井庭研 2012年春学期 研究発表会
    2012年7月28日(土)
    SFC大学院棟 τ11教室


    9:40 開場

    10:00-10:05 開会式

    10:05-10:30 井庭先生基調講演

    10:30-11:30【つながりの分析】
    ・「ツイッターとの向き合い方:“ふぁぼる”ことを考える」(堂垂 真志)
    ・「SFC Trends:研究会シラバスから探る、SFCの在り方」(藤吉 賢)
    ・「ウィキペディアの記事の成長における編集者の参加と貢献」(村松 大輝)
    ・「創造と集積の経済学的分析モデル」(赤坂 亮太)

    (休憩)

    11:40-12:10 【パターン・ランゲージによる組織学習】
    ・「組織内における知の共有:パターン・ランゲージを用いたコミュニケーション支援」(柳尾 庸介, 山崎 光司, 木根渕 涼介, 志野 剛弥)
    ・「パターン・ランゲージを用いた組織学習の支援:パターン・ランゲージ作成ワークショップを通して」(柳尾 庸介)

    (ランチ)

    13:00-13:45 【パターン・ランゲージ制作プロジェクト】
    ・コラボレーション・パターン プロジェクト
    ・"Generative Beauty Patterns: A Pattern Language for Being lively and Beautiful"(Rinko Arao & Project Members)
    ・Social Entrepreneurship Patterns (Eri Shimomukai, Sumire Nakamura)

    (休憩)

    14:00-15:00 【自己と他者の関係性の変容】
    ・「自己愛のあり方:自己愛の歴史とこれから」(仁科 里志)
    ・「コミュニケーション能力とは何か」(田下 光)
    ・「ボランティアはエンターテイメントであるという概念」(青木 遊)
    ・「ソーシャル・キャピタリストとしてのファッションブロガー」(仲田 未佳)

    (休憩)

    15:10-15:55 【新しい領域でのパターン・ランゲージ】
    ・「問題発見のためのパターン・ランゲージ:経験者から学ぶ「問題発見」の方法」(濱田 正大)
    ・「キャリアデザイン・パターンによる創造的な「生き方」に向けた方法論探求」(小原 和也)
    ・「ネパールから学ぶ精神的豊かさのためのパターン・ランゲージ」(門谷 めぐみ)

    (振り返りの対話)

    16:15-16:45 閉会式
    イベント・出版の告知と報告 | - | -

    【予告】HCD講演「パターン・ランゲージによる経験のマイニングと共有」

    2012年5月19日(土)に、HCD(Human-Centered Design:人間中心設計)のHCD-Netフォーラムで招待講演を行います。この講演のなかで、ラーニング・パターンとプレゼンテーション・パターンを用いた対話ワークショップも行います。


    「パターン・ランゲージによる経験のマイニングと共有」
    井庭 崇(慶應義塾大学 総合政策学部 准教授)

    各人がもつ暗黙的な実践知を、いかにして共有することができるのか? この問いに実践的に答えようとしているのが、「パターン・ランゲージ」による知識記述の研究です。パターン・ランゲージでは、どのような状況(Context)のときに、どのような問題(Problem)が生じやすく、それをどのように解決すればよいのか(Solution)の「パターン」が記述されます。ここで記述されるのは、単なるノウハウではなく、物事を見る視点と発想です。

    ここで目指されているのは、暗黙的で実践知を完全に「ことば」で記述し尽くすことではありません。そんなことは到底不可能です。このことは、物や振る舞いを表す「ことば」が、物や振る舞い「そのもの」ではないのと同様です。パターン・ランゲージも実践知そのものではなく、それを指し示すためのインデックスにすぎません。それでも、パターン・ランゲージとして実践知を指し示す「ことば」をつくり共有することで、不可視の実践知をイメージしやすくし、他者と共有する道がひらけるのです。

    パターン・ランゲージは、これまで「ユーザー参加型のデザイン」や「熟達者の視点・発想を学ぶ」ためのメディアとして用いられてきましたが、本講演では「多様な経験を掘り起こし、コミュニケーションの俎上に載せる」ためのメディアとして捉え直します。そして、そのメディアを活かした取り組みや、パターン・ランゲージの制作プロセスにも言及します。

    本講演では実際に、「ラーニング・パターン」(創造的な学びのパターン・ランゲージ)と「プレゼンテーション・パターン」(創造的なプレゼンテーションのパターン・ランゲージ)を用いた対話ワークショップを体験していただきます(事前準備等は必要ありません。当日ペンなど筆記用具をお持ちください)。 お楽しみに!

    ●「ラーニング・パターン」 http://learningpatterns.sfc.keio.ac.jp/
    ●「プレゼンテーション・パターン」 http://presentpatterns.sfc.keio.ac.jp/



    2012年度 HCD-Netフォーラム「HCD・UXの学びと人材」
    ■日 時:2012年5月19日(土)13時~17時30分
    ■場 所:東海大学 高輪校舎
    ■主 催:NPO法人 人間中心設計推進機構
    詳細は、http://www.hcdnet.org/
    を参照してください。
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