井庭崇のConcept Walk

新しい視点・新しい方法をつくる思索の旅

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プレゼンテーション・パターン(Presentation Patterns)の紹介

あらゆる分野・領域でイノベーションが求められている現在、自分の考えや新しいアイデアについてプレゼンテーションすることが、ますます重要になっています。そこで求められているプレゼンテーションというのは、単なる「伝達」ではなく、そのこと自体が新しい「創造」であるような「創造的プレゼンテーション」(Creative Presentations)ではないでしょうか。

創造的プレゼンテーションは、聞き手が自身の経験・知識を混ぜ合わせた新しい認識や発見をつくることを誘発し、次なる行動を生み出すことで、未来をつくリ出します。そのような創造的プレゼンテーションは、一体どのように実現できるのでしょうか?

img359_PresentationPatterns230.jpg井庭研プレゼンテーションパターン プロジェクトでは、創造的プレゼンテーションのデザインの秘訣を「プレゼンテーション・パターン」というかたちにまとめました。ここには、プレゼンテーション・デザインの視点や方法が34個収録されています。

ホームページでは冊子のPDFを公開しているほか、twitterでもプレゼンテーション・パターンを発信しています。ぜひ、プレゼンテーション・パターンをみなさんのプレゼンテーション・デザインに活かしてみませんか。


■ プレゼンテーション・パターンの全体像

冊子『Presentation Patterns』には、プレゼンテーション・パターンが全部で34個収録されています。

中心には「創造的プレゼンテーション」(No.0) があり、それに続いて、創造的プレゼンテーションの本質である「メインメッセージ」(No.1)、「心に響くプレゼント」(No.2)、「成功のイメージ」(No.3)が続きます。

その後のパターンは、大きく分けて3 つのまとまりに分かれています。第一のまとまりは No.4 からNo.12 までの「内容・表現」に関するパターン、第二のまとまりはNo.13 からNo.21 までの「魅せ方」に関するパターン、第三のまとまりは No.22 からNo.30 までの「振る舞い」に関するパターンです。
 
そして最後に、「独自性の追求」(No.31)、「魅せ方の美学」(No.32)、「生き方の創造」(No.33) という3 パターンで締めくくられます。
 
これらのパターンが相互に関係し合うことで、創造的プレゼンテーションのデザインを支えます。

PresentationPatterns_Wholeness_Final420.jpg

↑プレゼンテーション・パターンの全体像(クリックで拡大)



■ プレゼンテーション・パターンの読み方

個々のプレゼンテーション・パターンは、ある一定の形式で記述されています。ここでは、パターンがどのような形式で記述されているのかについて説明しておくことにします。

各パターンの左ページには、そのパターンの内容をつかむための概要が書かれています。上から順にみていくと、「パターン番号」、「パターン名(日本語)」、「パターン名(英語)」、「導入文」、「イラスト」、「引用文」となります。

まずページの左上に書いてあるのが、各パターンにつけられた「パターン番号」(Pattern Number)です。それに続くのが、日本語と英語の「パターン名」(Pattern Name) です。パターン名は、パターンの内容を適切に表し、かつ魅力的で覚えやすいようにつけられています。

その次に来る「導入文」(Introductory Sentence)、「イラスト」(Illustration)、および「引用文」(Quotes) は、そのパターンの内容を生き生きとイメージできるようにするためのものです。

PresentPatternsFormLeft420.jpg


各パターンの右ページには、そのパターンの詳細、つまり学びのコツの詳細が書かれています。上から順にみていくと、「状況」、「問題」、「フォース」、「解決」、「アクション」、「結果」となります。

まず最初に、そのパターンをどのようなときに使うのかという「状況」(Context)が書かれています。

区切りを示す「▼ その状況において」の後、その状況において生じやすい「問題」(Problem)が、太字で書かれています。その下には、その問題の解決を困難にしている原因が「フォース」(Forces)として示されています。フォースとは、物事や人間についての変えることができない力や法則性のことです。問題の解決が困難なのは、これらの諸力をすべて解決しなければならないからです。

そして、区切りを示す「▼ そこで」の後、その問題に対する「解決」(Solution)の考え方が、太字で書かれています。「解決」は抽象的に書かれており、それを具体的なレベルに落とすとどうなるかが、「アクション」(Actions)の部分に書かれています。

再び区切りを示す「▼ その結果」が来た後、このパターンを適用したときの予想される「結果」(Consequences) が書かれています。

PresentPatternsFormRight420.jpg


ぜひ、「プレゼンテーション・パターン」ホームページから冊子のPDFをダウンロードし、実際に内容をみてみてください。詳しくはこちら。→ 「プレゼンテーション・パターンのホームページ&twitter bot」
プレゼンテーション・パターン | - | -

「プレゼンテーション・パターン」のホームページ&twitter bot

「プレゼンテーション・パターン」(Presentation Patterns;通称「プレパタ」)※ のホームページとtwitterアカウントをつくりました。


■「プレゼンテーション・パターン」ホームページ

このサイトから、プレゼンテーション・パターンの冊子PDFがダウンロードできます。A4用紙への印刷に適したバージョンと、iPad、kindleなどでの表示に適したバージョンがあります。媒体・目的に合わせてダウンロードし、ご覧ください。

http://presentpatterns.sfc.keio.ac.jp/

PresentationPatternsHP.jpg



■ 「プレゼンテーション・パターン」twitter bot

PresentPatterns100.jpgプレゼンテーション・パターンを定期的につぶやいてくれるtwitter botを用意しました。感想やRT、大歓迎です!

http://twitter.com/presentpatterns



プレゼンテーション・デザインに取り組むときに参照したり、他の人とプレゼンテーションについて話すときの語彙として、ぜひご活用ください。
プレゼンテーション・パターン | - | -

告知「井庭研B2(社会システム理論)オープンゼミ」

12月6日(火)と12月20日(火)の井庭研B2(社会システム理論)は「オープン・ゼミ」スタイルで行います。

この2回で扱うのは、最近発売された『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法【リアリティ・プラス】』(井庭 崇 編著, 宮台 真司, 熊坂 賢次, 公文 俊平, 慶應義塾出版会, 2011年11月)についてです。

  • 12月6日の範囲は、この本のプロローグ、序章、および 第1章(宮台×井庭対談)です。

  • 12月20日の範囲は、第2章(熊坂×井庭対談)、第3章(公文×井庭対談)、そしてエピローグです。


オープン・ゼミの参加条件は、この本『社会システム理論』の該当分野を事前に読んでくる、ということだけです。

この本について理解を深めたい人も、来学期から井庭研への参加を検討している人など、ぜひお越しください。


井庭研B2(社会システム理論)オープンゼミ
12月6日(火)&12月20日(火)
5限〜(16:30〜)
ι12(イオタ12)教室


RelityPlusCover420.jpg
イベント・出版の告知と報告 | - | -

「建築とコミュニケーションのパターン・ランゲージ」(中埜博×井庭崇 対談)

来る12月5日(月)に、クリストファー・アレグザンダーの元で学んだ建築家、中埜 博さんをお呼びして、建築のパターン・ランゲージと、その後の新しい展開についての対談を行います。

興味がある方は、ぜひお越しください。この対談は、井庭研究会B1「パターン・ランゲージによる実践知の言語化プロジェクト」の一環で行なわれますが、履修者以外の聴講を歓迎します。来学期から井庭研への参加を検討している人も、ぜひどうぞ。

「建築とコミュニケーションのパターン・ランゲージ」(中埜 博 × 井庭 崇 対談)
 2011年12月5日(月)5限〜(16:30 〜 エンドレス)
 慶應義塾大学SFC大学院棟 ε11 教室にて。

 ※この対談は、映像配信等は行いません。

PosterNakanoIba2011.jpg


中埜 博 さん
カリフォルニア大学バークレー校環境設計学部建築学科大学院修了。環境構造センター在日代表として、クリストファー・アレグザンダーの日本での建設プロジェクト「盈進学園プロジェクト」に参加。現在、東京環境構造センター代表。著書に『パタンランゲージによる住まいづくり』井上書院、『パタンランゲージによる住宅の建設』監訳、建築作品多数。

井庭 崇
慶應義塾大学総合政策学部准教授。博士(政策・メディア)。パターン・ランゲージの新しい展開として、「ラーニング・パターン」や「プレゼンテーション・パターン」等を手がける。著書に、『複雑系入門:知のフロンティアへの冒険』(共著)、『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法(リアリティ・プラス)』(編著)等。
イベント・出版の告知と報告 | - | -

ORF2011 井庭研ブースの発表内容

2011年11月22日(火)・23日(水・祝) に六本木ミッドタウンで開催される ORF2011 の井庭研の展示ブースでは、以下の発表を行います。

■展示B12 インターリアリティプロジェクト

  • How to Make a Pattern Language
      問題発見・問題解決を実践する知はどのようにつくられているのか?

  • Understanding Creative Society
      「コミュニケーションの連鎖」で捉える創造的コラボレーション

■展示B13 井庭崇研究会

  • Presentation Patterns
      創造的プレゼンテーションとはなにか?

  • Learning Patterns
      創造的な学びとはなにか?

ORF2011ilabPosters.jpg


ブースでは、『プレゼンテーション・パターン』冊子や、『ラーニング・パターン』日本語版冊子・英語版冊子、『The Chaos Book』冊子、『井庭研 学会発表論文集 2011』冊子などを配布します。←※『プレゼンテーション・パターン』冊子は、1日目ですべての在庫がなくなり、2日目の配布はなくなりました。申し訳ありません。


なお、本展示のカテゴリーは、「社会:地域・グローバル・公共/社会イノベーション」です。
井庭研だより | - | -

プレゼンテーション・パターンの全体像

創造的プレゼンテーションの秘訣をまとめた「プレゼンテーション・パターン」について、もう少し詳しく紹介したいと思います。

今日、あらゆる分野・領域でイノベーションが求められていることから、自分の考えや新しいアイデアについてプレゼンテーションすることが、ますます重要になっているように思います。しかも、そこで求められているプレゼンテーションというのは、単なる「伝達」ではなく、そのこと自体が新しい「創造」であるような「創造的プレゼンテーション」(CreativePresentation)ではないでしょうか。

創造的プレゼンテーションは、聞き手が自身の経験・知識を混ぜ合わせた新しい認識や発見をつくることを誘発し、次なる行動を生み出すことで、未来をつくリ出します。そのような創造的プレゼンテーションの秘訣を、パターン・ランゲージの形式でまとめ、記述したものが、「プレゼンテーション・パターン」です。

今回の制作したプレゼンテーション・パターンは、全部で34パターンありますが、その全体像は次のような構造をしています。

PresentPatternsOverview420.jpg


まず、中心に「創造的プレゼンテーション」(No.0) があります。

No.0 創造的プレゼンテーション


それに続いて、創造的プレゼンテーションの本質である「メインメッセージ」(No.1)、「心に響くプレゼント」(No.2)、「成功のイメージ」(No.3)が続きます。

No.1 メインメッセージ
No.2 心に響くプレゼント
No.3 成功のイメージ


その後のパターンは、大きく分けて3 つのまとまりに分かれています。

第一のまとまりは、No.4 からNo.12 までの「内容・表現」に関するパターンです。このなかも3つのまとまりに分かれており、表現の基本と、ストーリー展開、そして、表現のブラッシュアップについてのパターンたちが並んでいます。

No.4 ストーリーライン
No.5 ことば探し
No.6 図のチカラ

No.7 メリハリ
No.8 驚きの展開
No.9 はてなの扉

No.10 ぶんび両道
No.11 適切な情報量
No.12 魅力のちょい足し


第二のまとまりは、No.13 からNo.21 までの「魅せ方」に関するパターンです。このなかも3つのまとまりに分かれており、魅せ方のコツと、さらなる向上のための秘訣、そして、より高度な魅せ方の工夫についてのパターンが並んでいます。

No.13 イメージの架け橋
No.14 リアリティの演出
No.15 参加の場づくり

No.16 細部へのこだわり
No.17 表現のいいとこどり
No.18 不快感の撲滅

No.19 スキマをつくる
No.20 きっかけスイッチ
No.21 テイクホームギフト


第三のまとまりは、No.22 からNo.30 までの「振る舞い」に関するパターンです。このなかの3つのまとまりは、本番に向けての準備と、本番の振る舞い、そして、さらに高度なプレゼンテーションに向けてのパターンが並んでいます。

No.22 場の仕上げ
No.23 成功のリマインド
No.24 自信感の構築

No.25 キャスト魂
No.26 最善努力
No.27 ひとりひとりに

No.28 “世界”への導き
No.29 即興のデザイン
No.30 終わりが始まり


そして最後に、「独自性の追求」(No.31)、「魅せ方の美学」(No.32)、「生き方の創造」(No.33) の3パターンで締めくくられます。これらは、より魅力的な創造的プレゼンテーションを行うための日頃の生き方に関わるものです。

No.31 独自性の追求
No.32 魅せ方の美学
No.33 生き方の創造

これらのパターンが相互に関係し合うことで、創造的プレゼンテーションのデザインを支えます。

No.0-420.jpg

今回のイラストは、「ラーニング・パターン」(学習パターン, Learning Patterns)のキャラクターを継承し、すべて新たに描き下ろしました。プレパタ・イラストチーム(井庭、原澤、荒尾)の描いたかわいいイラストもぜひ楽しんでください。

プレゼンテーション・パターンの冊子は、ORFの井庭研ブースで配布しますので、ぜひ来てくださいね!←※1日目ですべての在庫がなくなり、2日目の配布はなくなりました。申し訳ありません。
井庭研だより | - | -

プレゼンテーション・パターン(プレパタ)完成!

春から井庭研で取り組んできた「プレゼンテーション・パターン」がついに完成しました!

PresentationPatterns230.jpgプレゼンテーション・パターン」(Presentation Patterns、通称 プレパタ)は、創造的プレゼンテーションの秘訣をパターン・ランゲージ形式でまとめたものです。伝えたいメッセージの表現や、魅せ方、本番の心がけまで、プレゼンテーション・デザインにおける重要な視点と方法を34個収録してあります。

このプレゼンテーション・パターンを、ぜひ、みなさんのプレゼンテーション、表現、パフォーマンス、コミュニケーション等に活かしていただければと思います。


プレゼンテーション・パターンの冊子は、来週11月22日(火)・23日(水・祝)に六本木ミッドタウンで行われる SFC Open Research Forum(ORF井庭研ブースで配布します。みなさん、ぜひ来てください! ←※1日目ですべての在庫がなくなり、2日目の配布はなくなりました。申し訳ありません。

PresentPatterns100.jpg また、プレゼンテーション・パターンを数時間おきにつぶやいてくれるtwitterアカウントもつくりました。ぜひ、フォローお願いします。
http://twitter.com/presentpatterns
井庭研だより | - | -

学習パターン・カードカタログ完成!

学習パターンのカードタイプのパターンカタログが完成しました。

カードといっても、カードゲームのカードではなく、冊子のパターンカタログの代りになるものです。学習パターン英語版冊子のほとんどの内容が入っています(引用文だけが省略されています)。サイズはA6、セミ光沢厚紙。

PatternsCards0_420.jpg


カードの表面に冊子の左ページの情報(Pattern name、Introductory sentences and illustration)、裏面には冊子の右ページの情報(Context、Problem、Forces、Solution、Actions)が書かれています。

このカードは、冊子と同じように使うことができますが、ワークショップ等で新しい活用方法が開けます。

これまで『学びの対話ワークショップ』では、「これから取り入れたいパターン」を紙に書いてもらっていましたが、これを “カードを持つ” ということに置き換えることで、ワークショップの雰囲気と参加者の感覚が変わるはずです。表面はかなり多く余白部分をつくってあるので、ワークショップで得られた知見をそこに書き込むことができるようにしてあります。

ワークショップ後も、そのカードを持ち帰って、普段目につくところに貼ってもらえれば、ワークショップの内容を日常生活につなげることもできるでしょう。カードのデザインに際しては、ワークショップに参加した方々へのちょっとした “お土産” になるようにと思ってつくりました。

今回は、印刷を業者に委託するのではなく、自分たちで印刷しました。後にデータを公開して、カードを作りたい人が利用できるようにするためにも、A4厚紙に印刷して裁断するだけで簡単につくることができる、というふうにしました。ぜひあちこちで活用してほしいので。

PatternCards1_420.jpg


PatternCards2_420.jpg


今回のカードデザインも僕が担当しました。この夏は、こういうデザイン系の作業が続いていて、なかなか楽しい。

この学習パターンカード『Learning Patterns Cards』は、まずは、今週スイスで開催されるCOINs2011国際学会 (International Conference on Collaborative Innovation Networks 2011) で行うワークショップで使用します。

  • Takashi Iba, "Experience Mining and Dialogues with a Pattern Language for Creative Learning," workshop, International Conference on Collaborative Innovation Networks 2011 (COINs2011).
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    学習パターンカードゲーム(α版) 完成!

    学習パターンのカードゲームが出来上がりました!

    このカードゲーム制作は、『地球環境カードゲーム マイアース』の生みの親である岡崎 雄太くんが、twitterで「学習パターンのカードゲームをつくりたい」とつぶやいたことから始まりました。その後、一気に即興コラボが数ヶ月行われ、ついに出来上がりました!

    ゲームのルールやバランス等は、岡崎くんと、SFC学部生の高岡くんと岡部くん(あ、みんな名前に「岡」がつく!)が考えてくれました。そして、かつて学習パターン制作に関わった井庭研の坂本さんと僕が学習パターンの内容・意味の観点からのチェックをし、そして、僕がカードのデザインをしました。

    自分でいうのもどうかと思いますが、なかなか素敵なカードゲームに仕上がったと思っています。学習パターンのエッセンスが詰まっているので、ゲームをプレイしているうちに、学習パターンの言葉(パターン名)と考えに、自然と馴染むことができるでしょう。

    現在、小ロットでもこの手のカードの印刷をしていただける業者に、印刷をお願いしてあります。実際にものを見るのが楽しみです。

    LearningPatternsCardGameDesign_without_caption420.jpg

    この学習パターンカードゲーム『Learning Patterns Card Game (Ver. α)』は、来週スイスで開催されるCOINs2011国際学会 (International Conference on Collaborative Innovation Networks 2011) で発表してきます。帰国後は、日本でも興味がある方と一緒に遊んでみたいと思っています。

  • Yuta Okazaki, Atsuhiro Takaoka, Yu Okabe, Mami Sakamoto, and Takashi Iba, "Learning Patterns Card Game," Artifacts, International Conference on Collaborative Innovation Networks 2011 (COINs2011).
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    学習パターン英語版(Ver.0.80) 完成!

    今週、学習パターンの英語版(ver.0.80)がようやく完成しました!

    昨年の夏から取り組んでいたので、結局、1年越しのプロジェクトになってしまいました。

    このプロジェクトは、今からちょうど1年前、夏の特別研究プロジェクトとして始まりました。最初の段階から、内容の再確認や新たな執筆も伴う大掛かりなことになっていました。↓

    過去のブログエントリ
  • 「2010年度夏季集中 特別研究プロジェクト(井庭 崇)シラバス」
  • 「学習パターンの英語化プロジェクト、鋭意進行中!」
  • 「学習パターンの英語化プロジェクト、その後」
  • 「学習パターン英語版の表紙デザイン案」
  • 「学習パターン英語版の表紙デザイン案、その後の展開」

    この特別研究プロジェクトのときには英語版の制作は終らず、それ以降は僕が引き受け、時折時間をとっては仕上げの作業をしてきまいた。みんなで修正してきたにもかかわらず、まだまだ内容の見直しや、よりよい表現の模索をしなければならず、かなりの時間を要してしまいました。でも、最終的には、こうやって仕上げることができました!

    この学習パターン英語版『Learning Patterns (Ver. 0.80)』は、来週スイスで開催されるCOINs2011国際学会 (International Conference on Collaborative Innovation Networks 2011) で発表・配布してきます。その後、Webでも公開する予定です。お楽しみに!

  • Takashi Iba & Learning Patterns Project, "The Learning Patterns Book," Artifacts, International Conference on Collaborative Innovation Networks 2011 (COINs2011).

    LPEng080_Cover.jpg

    LPEng080_toc.jpg

    LPEng080_Pattern.jpg
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